くだらない事を真面目に取り組んでいる姿勢は、決して不真面目ではないと確信していますが。
一個人の人生観やその生活とか人生、そのくだらなさにクスリと笑えるゆとりがあれば、幸いです。
最近感じる事ですが、落語大好き人間なので、その影響があるのかもしれません?
落語のマクラ集・・・のようにも感じております。
冗談が通じない方には、不適切と思われる表現があるかも・・・あしからず。
※今月の新語
【ふしぎ発見】
『世界ふしぎ発見!』は、TBS系列で放送されていた歴史と遊ぶクイズ番組。
1986年(昭和61年)4月19日から2024年(令和6年)3月30日までTBS系列で放送されました。
なんと、38年に及ぶ長寿番組。レギュラー回答者の面々もお年を召しました!
略称は『ふしぎ発見!』今後は、スペシャル番組として放送される予定のようです。
冒頭のCMソングは秀逸で、頭から離れません。
この〜毛 何の毛 気になる毛〜♪ その内無くなる毛ですから〜♪
その内無くなり〜♪ ハゲ〜になるでしょう〜♪
家人が掃除をしながら、楽しそうに替え歌を・・・。
ムムムーッ!、こちらもすかさず返歌。
ボン・ボン・ボン腹が出る〜♪ おなかの周りに脂肪がついたよ ボン・ボン・ボン腹が出る〜♪
キーーッ!
【ナニシトール】
ある製薬会社の健康サプリメントが問題になりました。
健康サプリメントによる不健康、いや重大な疾患にかかるとは残念至極です。
家人との会話で「そういえば内臓脂肪に○○シトールってあったよね」
「そうそう、私も飲んでみようかと思ってたの」
「この会社○○シトールじゃなくて ナニシトールだよね」「うまい!!」
何してんねん!というのは、なにわの言葉ですが、方言大好き人間のせらひろ。
各地の批判的な言い回しを、北の国から調べてみました。チョット多いけど、おもしろい。
<北海道>
・はんかくさい:ばかげた。あほらしい。 ※「半可臭い」からきている。
我が北海道の祖父は「はんかくせぇでぃや、このー!」と、叔父さんを叱っていた。
<東北地方>
・はんかくせぁ(秋田ほか):ばかくさい。
はんかくせぁごどしてしまった(ばかな事をしてしまった)
・やぐでもねー(宮城):無益だ。ろくでもない。
やぐでもねーごど ゆーな(ろくでもないことを 言うな)
・やんだおら(福島/会津):「うそ〜!信じられない」
<関東地方>
・ごじゃっぺ(茨城・栃木):でたらめ。いい加減。うそ。
あえづはごじゃっぺで、あれじゃ信用なぐすのも しかだね
(あいつはでたらめで、信用をなくすのも しかたがない)
ごじゃっぺ言ってんじゃねぇっぺよ!(いい加減なこと言うんじゃないよ!)
そんなごじゃっぺ だれが本気にすっか(そんないい加減な事を だれが本気にするものか)
・そらっぺ(埼玉):そらっぺこくな(うそを言うな)
・ちょこす(千葉):だます。 おれの事 ちょこしたな!(私の事を だましたな!)
・べらぼー(東京):箆棒。馬鹿。馬鹿野郎!人をののしる言葉。 何言ってるんだ べらぼーめー!
・うざってー(神奈川):気味が悪い。
毛虫ってやつぁー、うざってーなー(毛虫というものは、気味が悪いな)
・えーからかん(神奈川):いいかげん。
えーからかんな事ゆーなよー!(いいかげんな事を言うなよ!)
・へちゃむくれ(神奈川):ばか野郎。人をののしって言う言葉。
この、へちゃむくれ!(この、ばか野郎!)
<北陸地方>
・だちかん(新潟):仕方がない。だめだ。
そのん事ゆーたら だちかんちゃ(そんな事言ってはいけないよ)※「らちかん」ともいう。
・だちゃかん(富山) そりゃ だちゃかんわ(それは 駄目だよ)
・だちゃかん(石川) ※「だっちゃかん」「らちゃかん」ともいう。
あの人おらんと この店だちゃかんガや(あの人がいないと この店はだめなんだ)
<中部地方>
・ちんぷりかえる(静岡):「ふてくされる」「すねる」「怒る」という意味。
ちんぷりかえっちゃう (ムカつく)
・だちかん(岐阜):だめだ。いけない。
そんなにあくれ回っちゃ だちかん(そんなにあばれ回っては だめだ)
だちかまい(だめだろう) だちきません(だめです)
・おこれる(愛知):腹が立つ。
どえれゃーおこれてきた(すごく腹が立ってきた)※これは名古屋人の言い方
・たーけー!(愛知/名古屋):馬鹿野郎。 ※たわけ者から派生?
たーけー、何やっとるだ(バーカ、何してるんだ)※もっと強調する時は「クソたーけー!」
・とろくさい!(愛知/三河):馬鹿野郎。 あいつ とろくさいだらー(あの人 馬鹿でしょう)
<関西地方>
・うんつく(奈良):馬鹿者。こんうんつくめ 何ぬかしてんのど(この馬鹿者め 何を言ってるのだ)
・あかんやん(大阪):ダメじゃない。
・何やってんねん!(大阪):何してるの!
・何しとんじゃワレ!(大阪):あんた 何してるの!
何しとんじゃワレ!アホちゃうか(あんた 何してるの!馬鹿じゃないの)
<中国・四国地方>
・へんじょーこんごー(山口):逆らって つべこべ言う。
へんじょーこんごー ゆーないや(つべこべ言うな)
・どぼれ(徳島):あほ。馬鹿。 なんしょんな。どぼれが!(何しているのだ、ばか!)
<九州・沖縄地方>
・すらごと(福岡):うそ。 すらごとゆー(嘘をつく)※ 南部方面では「すらごつ」。
・なんしよーと、しかっとせんか!(福岡/博多)
何してるの、しっかりしなさい!ちゃんとしろ!と言われているという事。
・しぇからしか(佐賀):うるさい。
わいどんが なんじゃかんじゃゆーけん、しぇからしか
(お前達が なんだかんだと言ってくるから、うるさい)
・すらごつ(長崎):嘘(うそ)。
あいつ すらごつばっかゆーてからに(あいつは 嘘ばかり言いやがって)
・なにしよん!(大分):何してるの!
・うっせー (大分/主に県西部など):まずい。
言うちゃすまんけんど、こん団子はうっせーなー
(こう言っては申し訳ないが、この団子はまずいなあ)
・けとろく(大分):つまらぬこと。
そげなけとろく 言うもんじゃねえ(そんなつまらない事 言うものではない)
※「愚か者」の意でも使う。
・へのつっぱりにもならん(大分):まったくものの役に立たない。
おまえの言うこたー 屁のつっぱりにもならん
(おまえの言うことは まったく何にも役に立たないよ)
・ほげ(大分):でたらめ。
まーた そげなほげを、言うち(また そんなでたらめを、言って)
※「法外」の転。「ほげ ほっぽう」は強調形。
・せからしか(熊本):うるさい。
師走の忙しかとき せからしかこつば 言いなすな
(師走の忙しいときに うるさいことを 言いなさんな)
・ひっちゃかましか(熊本):めんどくさい。
ひっちゃかましか話ゃ やめちくれ(めんどくさい話は やめてくれ)
・〜ごろ(鹿児島):人を卑める接尾語。
じ ごろ(地元生え抜きの田舎者) うそひー ごろ(うそつき野郎)
・ゆたむぬいー(沖縄):信用できない言葉。
あれー ちゃー ゆたむぬいー すん(あいつは いつも でたらめなことを言う)
※「ユタ」は「巫女」のこと。
*** 目 次 ***
あ行 34語←※各行のここをクリックするとその行に移動します
【ああ、こわい!こわい!】【愛してる】【赤毛のあんちゃん】【あこがれ】
【朝のちゃじ】【あっと驚く山形県】【油を売る】【ある建築監理士の話】
【アルコリズム】【あれは何だ】【安密で行く】【いい日 朝立ち】【石の上にも】
【胃の中のイケズ大概は知らず】【いらっとミサイル】【うっそーマジすか】【ウルセイダーズ】
【ウンコタレーション】【ウンでもスンでもない】【遠距離婚】【おいおい】【オイテク】
【おいてけぼり】【オー・マイ・ガー】【おきつ】【おくれやす】【おごご】【汚染水】
【オッ トセイ】【男馬鹿と馬鹿男】【おまんた】【おもてだし】【親の因果】【オラオラ詐欺】
【オラオラ詐欺】
か行 19語
【かかあ天下】【かくありたし】【隠れ傘】【掛け莚】【カサバランカ】【がすと】
【風邪と共に去りぬ】【ガマンくらべ】【髪ってる】【神は細部に宿る】
【カミング アウト】【からす】【過老死】【完璧(かんぺき)の母】【季節もの】
【くだらない】【軽減贅肉】【劇場型】【激高仮面】【けん】
【ご祈願いかが】【心に愛がなければ】【五千円ありがとう】【誤読】【転んだ先に糞】
【転んでも ただではおかない】【こんな筈】【コンバット】
さ行 17語
【サービス】【酒と女は2合まで】【三角関係】【ザンパンマン】【しあわせな結婚】
【死後をつつしむ】【自殺自演】
【地震過剰】【死生観(しせいかん)】【しばれる】【しょうさいず】
【小は大を兼ねない】【女源病(じょげんびょう)】【身上膨大(しんしょうぼうだい)】
【信じるものは足をすくわれる】【親郎親婦(しんろうしんぷ)】【スマホ殺人事件】
【スン ゴズラ】【セブンティーン】【せんしゃ雨】【線状頭頂帯】【占有離脱物横領罪】
【総括役】
た行 25語
【大根行列】【タイトル】【だがや】【だじゃれ】【タフガイに刃物】【だらー】
【稚貝がわかる男】【巷のおズサンたち】【着信音】【ちゃっと やりん】【長寿のお祝い】
【猪突妄信】【ツマリがひどい時】【手洗い】【出たきり老人】 【出る脚に打たれる】
【天下霧笛の男】【天才は忘れた頃にやってくる 凡才は忘れた頃は枯れている】
【電車の中の降りない面々】【動体視力】【途端の苦しみ】【隣り合ってる 怒鳴り合ってる】
【曇天の軋轢】【どんと祭】
な行 13語
【内部告発】【泣く子と施主には勝てない】【泣き虫】【ナゲモン焼き】
【なるように なる】【忍者のかまえ】【ねちゃうま】【寝ても立ってもいられない】
【ネバネバベキベキ症候群】【ねばリスト】【能代のバス】【ノーヘル症】
【ノーマンデイとアル禁曜日】
は行 22語
【白線ジワ】【麦秋(ばくしゅう)】【ハゲも毛のうち】【馬車馬のごとく 働く】
【花水(はなすい)】【ハルマゲドン】【ハロー注意報】【反省録】【美脚パンツ】
【ヒジキの悲劇】【ひとつき】【人の流れに身を任せ】【百見は一聞にしかず】
【比率】【比例】【ピンコロ】【古いやつ】【ふるさと】【分類の思想】【閉店セール】
【豊満経営】【ほたきて】
ま行 13語
【前向き】【マタコンドー】【待ちぼうけ】【末恋】【丸刈りータ】【見えない所に目が届く】
【見返し美人】【右肩上がり】【虫が好かない】【芽の毒】【もうけ話】【妄想築】
【もたれ合い】
や行 9語
【やってクール】【やらせない気持ち】【やらと】【やられたら 婚外子】【ゆるくない】
【横手やきそば】【余地能力】【夜這い(よばい)】【47の心得】
ら行 4語
【ラーメン構造】【輪廻転生】【ローバの休日】【ろくでなし】
わ行以下 3語
【若ハゲの至り】【わたし馬鹿よねー♪】【んだ!】
あ行
【ああ、こわい!こわい!】
両親が北海道の出身だったので、子供の頃から親の里帰りに付き合ってました。
浜で働く叔父さん達がこれを口にするのを聞き、やはり海は怖いものなんだと思っていたら、「あー疲れた〜!疲れた〜!」 という意味だった。 「肉体的にとてもしんどくて、もはや限界だー」 というときに、北海道の人が思わず発する言葉がこれなんですね。 「ちかれたびー」 というのもどこかの方言かもしれませんが、「こわい!」(こえーと聞こえてた)というのは、何か強烈な印象があります。
この語源は、「怖い」 ではなく 「手強い」 の 「こわい」 のようです。つまり、体中が強ばるほど疲労困ぱいしてるという意味なんですね。でもまあ、軽く口にしてるように感じましたが。
懐かしのメロディーなんて番組で、「あー、あの人まだ生きてたんだ」 といった往年のスターが歌うアップの顔は「あ〜、こわい〜〜!」
【愛してる】
男女の恋愛感情は、分泌される脳内物質によって起こるそうです。そしてその有効期間は、せいぜい3年・・・賞味期限があるとはねー。そっかー、3年目の浮気というのは理にかなってるんだ。
新婚当初の生活は、蜜の味「あなた、これから1日に1回は愛してるって言ってね」な・ん・て。
あれから幾十年、今ではそんな事言おうものなら「何・バカ言ってんの気持ち悪い」だからねぇ。
男というものは、女にほんろうされる運命なのかな。体のメカニズムの違いかもしれないけれど、普段からボンヤリしてる男は、理由の分からない突然の状況変化に戸惑ったりします。
私の母も起伏が激しい人だった。子供心に、何だかなーと思った記憶があります。
でもねー、愛さずにはいられないんだな、これが。
【赤毛のあんちゃん】
電車に乗っていると、髪の毛を赤く染めた20代とおぼしき男の子が乗り込んできた。
茶系の赤ではなく、赤系の赤なんですねマクドナルドのピエロみたいな。(最近見掛けないけど)
衣装は普通の普段着だし、髪形も普通なので髪の色が目立つ訳です。
バンドでもやってるのかな、なんて。そう思うのは、常識的な世俗感覚からかもしれませんが、色んな場面で何でもありという訳でないのは確かです。とても受け入れられない、という環境もあるだろうね。
髪が薄くなるのは歳をとれば仕方ないのですが。ただ本人にとっては、とても受け入れられないという現実かもしれません。過去の栄光もあるしね・・・トホホ。(薄毛のおっちゃん)
【あこがれ】
せらひろ も若い頃は著名な建築家に憧れていました。それ以前は可愛い女の子かな。
今となっては・・・安定した老後生活。
【朝のちゃじ】
駅のホームの自販機に大きな宣伝が貼り付いていた。
「朝の茶事(ちゃじ)」 寒い日にほっと一息・・・なんて書いてある。
まったく最近の日本語は乱れているんだから、茶事は 「さじ」 じゃないの?
喫茶店(きっさてん)と言うし茶道(さどう)なんだからね!
アーッ「朝のチャージ」に引掛けてるんだ、お茶を。
何となく納得して家に帰り辞書で調べたら、「ちゃじ」で正解だった。
・・・茶の湯に関する事柄。また,茶会。
【あっと驚く山形県】
東北地方で天気予報を見ると、山形県の形が面白い。新潟県との境目が、ちょうど口を開けた人間の横顔になっています。開いた口が塞がらないという感じなんですね。ポカーンとしている様にも、笑っている様にも見えますが「驚いている」というのが一番でしょうか。
山形県の鶴岡駅からタクシーに乗って鶴岡公園(鶴ケ岡城址を整備したもの)にさしかかると、何やら由緒正しき古建築がありました。
「あれは何ですか」と運ちゃんに聞くと「チドウハクブツカントイッテの!カンコウキャクガヨクアツマッテの!・・・の!・・の!・の!」と、色々説明してくれたのですが、こちらは「の!」しか聞き取れなくて「そうですか」とは言ったものの内容は殆んど理解不能でした。
地方の方言は何とも魅力的ですが、早口で言われるとほとんど理解できないのが残念ですね。通訳がいると便利なのですが。
【油を売る】
現代では油を売っているのは、ガソリン・スタンドです。
「そんなとこで油売ってるんじゃないの!」 なんて、掃除の時間にサボっておしゃべりに興じていると叱られたものです。
「油売ってんじゃねー!」親方に叱られる職人さんもいますね。やはり技術系の仕事は身体を使うので、口を動かすと手が止まってしまい仕事がおろそかになるという事なんでしょう。
昔は(と言っても江戸時代かな)鬢付(びんづけ)油、髪に付ける油を売る商売があり家々を廻っていたようです。奥さん連中が相手だから、軽口をたたきながらセールスをしてたんでしょうね。
「おや、奥さん今日は顔の艶がいいねー、夕べ良い事があったんじゃないの?」 な・ん・て。
仕事の80%は口を動かす事に費やし、しゃべくり上手が売上げを伸ばしたんだろな、ひょっとして手も伸ばしていた輩(やから)もいたかもしれない。
かたや男臭い世界の職人連中は、多少の侮蔑(ぶべつ)と羨望(せんぼう)がないまぜになり「油売ってんじゃねー!」となったのかもしれないね。
間違っても・・・ガソリン・スタンドの前でおしゃべりをしないように。
【ある建築監理士の話】※出典あり
雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモ負ケヌ 丈夫ナ身体ヲ持チ
欲ハオサエ 決シテ怒ラズ イツモ静カニ確認シテイル
1日ニ最低限必要ナ養分ト オ酒ヲトリ 少シノ野菜ヲ食ベ
アラユル事ニ自分ノ感情ヲ入レズニ 良ク見聞キシ分カリ ソシテ忘レズ
屋上ニ雨漏リシソウナ納マリガアレバ 言ッテ立上リヲ大キクシ
窓枠ニ結露シソウナ詳細図ガアレバ 断熱材ヲ増ヤシ
梁ニ頭ヲブツケソウナ階段ヲ見ツケタラ 段割ヲ調整シテヤリ
無理ニでざいんシヨウトスル人アレバ ツマラナイカラ止メロト言イ
一人ノ時ハ冷ヤ汗ヲ流シ 配筋検査ノ時ハ 鉄筋ノ上ヲおろおろ歩キ
問題ガアレバ現場ニ呼バレ 誉メラレモセズ 苦ニモサレズ
ソウイウ建築監理士ニ 私ハナリタイ!
【アルコリズム】造語
アルゴリズムという理論があります。
ある結果にたどり着くためのやり方、手順や計算方法を探る考え方でしょうか。
コンピューターの世界では、より早く合理的な計算法が求められます。
ある雑誌に載っていた例で、1+2+3+4+5+・・・+96+97+98+99+100=2525という計算だと99回足し算をしなくてはならない。つまり1+2=3→3+3=6→6+4=10→・・・という訳です。
これを(1+100=101)+(2+99=101)+(3+98=101)+・・・+(48+53=101)+(49+52=101)+(50+51=101)=5050という事が分かると、101×50÷2=2525と2回の計算で答えが出る!
まあ、そういう法則・やり方を考えつくのは凡人には中々無理なんですが。
アルコリズムは平たく言えば「ある、凝りズム」です。人は誰しも何かしらに執着しがちです。
振り返ってみて、結果的にそれが幸せな人生に繋がったのか、そうでなかったのか。迷うところでもあり、悔やむか満足するか分かれます。
趣味や仕事・欲望にしても、凝りに凝って取りつかれて成功した人は、社会的にも評価され豊かな人生を全うされるのでしょう。アルコリストと言っても良いかもしれません。
そうでない人は、アルコリズムに失敗したのかもしれません。
【あれは何だ】
ある日銀座の大通りを歩いていると、交差点で大勢の人がたむろして同じ方向(こっちの方)を向いていた。 「あれは何だ!!」 という感じ。
何がしか空を仰いでいるようなので、立止って振返ってみた・・・何もない?
よく見たら地面に倒れたオジさんを気遣う人がいた・・・そのうち後ろからサイレンの音。
振返ると赤い消防車?皆さん手を振っている・・・ここですよ〜って。
続いて救急車も到着、近くに行くと 「急に倒れたんですって、頭打ったみたい」 という声が。
道で倒れた人がいても、あえて無視をする国もあるとか。
日本人の優しさ・・・「ニッポン生きてる!」 を実感した。
【安密で行く】
新型コロナのパンデミックがやって来ました。
ウイルスは低温・乾燥という環境を好むようですね。
感染を防ぐためには3密を避けなくてはいけない。
飛沫による感染拡大を防ぐためにはマスクの装着が必須。
人類の安寧が、小さなウイルスによってガタガタと崩れているようです。
経済活動が停滞し、特に飲食などのサービス業への影響は計り知れないものがあります。
友人と酒を酌み交わす密かなお楽しみ。
コミュニケーションと情報交換、どうにかしたいものです。
よし!!「俺は、安密で行く!」・・・さて、その方法は如何に。
【いい日 朝立ち】いい日旅立ち のモジリ 男性用語
もう何年も ご無沙汰です、そんな事あったかなー(記憶もあいまい)。
欲しがりません立つまでは!ついでに続けて言うと、ぜい肉は敵だ!まったく関係ないけど。
【石の上にも】
石の上にも三年と言います。
何事も辛抱が肝心、辛い事があってもガマンして継続していれば、きっと得るものがある。
3年ぐらい経てば、石の上にも苔が生えるんだろうな。
そんな程度の認識で、せらひろ も座右の銘としてきました。
しかし最近知ったのですが、石の上にも三年座れば温まる、というのが正解らしい。
なんとバカバカしい、そんなアホな。もうちょっと建設的な、未来への展望がある言葉かと。
あまりにもくだらないので、省略されて伝聞されてるんだろうな。
そこで提案、「石の上にも三年座れば、悟りを開く」に改訂してはどうだろう。
【胃の中のイケズ大概は知らず】造語
母は胃ガンで亡くなりました、74歳でした。サラリーマンの父が停年退職してなんと4年後。
2年後あたりから体調を崩しており、父が年中家に居るようになりストレスがかかったのかな。
胃ガンの原因は主にストレス、とズーッと思っていたが実はピロリ菌らしい。
可愛い名に似合わずイケズをする訳ですが、ストレスが免疫力を低下させると言われている。
ピロ君を活性化させてるのかもしれません。
手術をして胃を殆ど取ったのですが、リンパに転移しており1年後に他界。
最後まで「胃潰瘍」としていたのは、医者や父の思いやりなのか思い過ごしか。
気丈な母を思うと今でも疑問に感じます。
母の死後20年たって84歳で父も亡くなりました。
本人は肺炎と思っており咳に苦しんでいましたが、実は肺ガンだった。
入院したと思ったらアッという間だったので、告知する機会も必要もなかった。
ある意味幸せな死だったかもしれない。
「井の中の蛙(かわず)大海を知らず」という言葉、中国の荘子の伝えとあります。
後に言葉を続け されど空の青さを知る」とありますが、負け惜しみのようですね。
ある国では 大海の亀は井を知らず」と続けるそうです。
人生を考える時にどちらも含蓄がありますが、多様性という概念からいえば、亀の話が一番しっくり来るように思われます。
たとえ井の中であれ、天敵もいないストレスもない平穏な生活であれば、それはそれで幸せなのではないでしょうか。
【いらっとミサイル】造語
ある国の指導者が外交問題で いらっとする(ムカツクという事かな)事があるとミサイルを飛ばす・・・という記事を読んだ。
スカッドミサイルというのは聞いたことがあるけど、いらっとミサイルとはねぇ。
ご本人はそれでスカッとしてるんだろうから、スカッとミサイルとも言える。
廻りの国やら国民の皆さんは、さぞかし迷惑だろうなー。
【うっそー マジすか】
新聞のコラムで、思わず笑ってしまった内容があった。
若者と話をしていて「 日本は昔アメリカと戦争したんだよ 」と言ったら、「 えーっ、うっそー マジすか 」という反応があった。そのまま「 えーっ、うっそー マジすか 」と返したくなった・・・という話。
本当だったら笑えないところですが、ありそうなので怖い。
日清、日露、日中戦争と来て日米戦争ではなく太平洋戦争なんて命名したからかな。
最近、街を歩きながらゲームをしてて犠牲者が出たとか。「 えーっ、うっそー マジすか 」ちなみにせら ひろはスマホを持ってないので、ながらゲームもできないのですが。
せらひろも、昔は髪がフサフサだったんだよ。「 えーっ、うっそー マジすか 」「 マジです 」
【ウルセイダーズ】造語
最近観た映画 「ザ・レジェンド」 ニコラス・ケイジとヘイデン・クリステンセンのダブル主演で12世紀頃のお話。
(スターウオーズから成長したヘイデン君の姿が大人っぽい)冒頭、十字軍の騎士として戦う二人の凄まじいソードアクションが観る者を引付けます。
全編アクションシーン満載です。(このテの映画がニガテの方もいますね)
十字軍(クルセイダーズ)は 「十字架をつけた集団」 というスペイン語が元のようです。転じて 「社会活動家」 を意味するようにもなっているとか。
アメリカのジャズ・クルセイダーズ、日本のフォーク・クルセイダーズなんかもありました。
本題に移りますが、「ウルセイダーズ」 皆さんの廻りにもいるのではないでしょうか。
身近な 「ウルセイダー」 親に始まり、近所のオバさん、学校の先生、先輩、会社の上司、友人、恋人、奥さん、老いてからは自身の子供など。しかしながら何だかんだ言ってもらえるのは、ある意味ありがたいことかもしれない。なぜならそこに愛情が含まれていると感じる事がままあるからです。(十字架は付けてないけど)
「もー、週に1回は休肝日作りなさいよー。ビールもダメよ!!」
「ハイ、ハイ」
「ハイ、ハイは1歳まで!」・・・あー、ありがたや、ありがたや・・・。
【ウンコタレーション】造語
家人と美術関係の放送を観ていた。
「こんなの芸術かしら?好きじゃないわ!」・・・いわゆる前衛的なパフォーマンス芸術だった。
「インスタレーションという奴だよ」・・・と私。
「ウンコタレーション?何それ!」・・・アーッハッハッハ・・・「インスタレーション!」
彼女も歳と共にこの頃耳が遠くなっている、何度も聞き返す事が増えて来た。「貴方がハッキリ喋んないからよ!モゴモゴ言ってんだから!」などと。
「ウンコタレーションかー?面白いねー、水彩画じゃなくてウン彩画があったりして」
「アーッハッハッハ、貴方なら下痢症だからできるかもね。臭い付きで!」アーッハッハッハ
二人でしばらく笑い転げていた・・・涙を浮かべながら。
【ウンでもスンでもない】
離れた相手に昔は手紙、今は電子メール。何れも返事がないと不安です。
届いてないのかな、何か異常事態でもあったのかな?
ウンでもスンでもない」という状況ですが、このウンとかスンというのはどういう意味か?。調べてみると、ウンというのは呼吸のウーが由来らしい。
肯定的な意味の「ウン」というのも同じで、かなり古くから使われているようです。
では、「スン」というのは否定的な語かというとそうでもなく、単なるゴロ合わせのようです。要するに、何の反応もない状況を表しています。
せらひろ はメールを受信したら、必ず返信するようにしています。仕事上のメールでも、「承知しました」「了解しました」「ありがとうございました」・・・と。
簡単なものでも、相手は確かに受取り確認してくれたんだと安心すると思います。何の反応もしないのは、思いやりがない証拠ですね。
そういう人は「無礼公」(造語)という烙印を押してしまいます。
さて、生き物の中には卵を産んで死んでいくという例が多くあります。子孫を残せなかった者は「産んでも死んでもない」という事でしょうか。(ガハハ、ちょっとナマってしまったかな)
【遠距離婚】造語
「お母さんと離婚する事にした」 と息子に話してみた。
「そーですか、いつかそうなるのではないかと思ってました。一人息子の僕がカスガイになれなくて、ゴメンなさい」
「いやー、冗談ジョーダン。4月から単身赴任で離ればなれになるから、エンキョ離婚」
・・・「アホくさ!」
【おいおい】
せらひろが以前いた会社の社長に「おいおい」と呼ばれたので「はいはい」と答えた。
「おいはいくつ(何歳)になっただ 」と聞かれて、「おい」というのが信州の方言で「君」とか「あなた」という意味である事に気が付いた。
「おい!君」と呼ばれたんだな、きっと。
自分の事を「おいら」と言ったりするので、その辺りから由来するのかもしれない。
「はいはい」ではなくて「はい!社長」と応えるべきであった。
【オイテク】造語
老いのテクノロジーの略(なんじゃ それ)
少子高齢化社会が取りざたされています。かく言う自分自身も60代・・・体重計に出てくる体脂肪年齢は44歳。ガハハ(※今は立派な高齢者)
通常給与所得者は定年まで働き、その後は余生を楽しむという、パターン化された人生設計をイメージしていました。非正規社員だとそうも行かないけど。
余生ってなんだろう。好きな事ができる?今までやりたかったけど出来なかった事をする?第2の人生?人生の節目はあるかもしれないけれど、区切る必要はないと思うけどね。
・人生を区切らずに生き延びる事、これがオイテクの第1歩。
・体力気力の衰えは素直に認め、できる事をできる範囲で優先するよう心掛ける。
・余生ーば いいのにー♪ なんて言われないよう無理はしない。
・老人として享受できる事は、最大限利用する。
・若い人と積極的に向き合う。
対等の場合も、先輩としての場合もあり、人との関わりを大切にする。
・異性への関心を保持する。(人によって違うけれど、無理して関わらない)
・何か一つでも良い、打込める事を持つ。ただ経済の安定を常に意識する。努力を怠らない。
老いて枯れ(オイテカレです)ないようにすることです。
【おいてけぼり】
せらひろ が幼稚園に通っていたから5歳の頃、家族は弟を入れ4人でアパートに住んでいた。
夕方、遊びから帰って部屋に入ろうとしたが鍵が掛かっていた。ノブをガチャガチャ回しても開かない。今までそんな経験がなかったので、一気に不安が広がりパニック状態になってしまった。
かあちゃん、かあちゃんと大声で泣きながらドアを叩いていると隣のドアが開き、お前何やってんの、と母が顔を出した。えっ、あれっ・・・まちがえた!
【オー・マイ・ガー】
最近よく耳にします、オー・マイ・ゴッドですね。
何か大変な状況を目の当たりにすると、出ます。
子供の頃、オー・ノーという言葉がはやってました。お前がやったんだろ、「オー・ノー」。宿題やったか、「オー・ノー」。小野先生とすれ違うと、小さな声で 「オー・ノー」。
オー・マイ・ガーも、はやり言葉かもしれません。
賛辞で言う場合と否定系あるいは驚嘆系があるように思います。
「えへへ 実は俺、受付の彼女と結婚する事になったんだ」・・・「おー前がー!」。
【おきつ】
東北のカラオケスナックで、カウンターの隣に座ったオジさんに「すまねーけど おきつ 入れてくんねーか」と頼まれた。
「お・き・つ」 ですね。高齢のオジさんは、ハンディリクエストの機械が使えないのだった。
あれっ、「該当する曲はありません」って、登録されてないんじゃないですか。
そんなはずはねーなー、いつも唄ってんだがなー、しまづあやの唄。
(えーっ ひょとして お吉)検索したら・・・ありました。
お・き・つじゃなくて、お・き・ちですね。 そうそう、おきつ、発音悪くて悪がったねー。
笑っては失礼なので、必死にこらえてニコニコしてた。
【おくれやす】
京都の舞妓はんが、何かお願いする時の接尾語・・・〜してくださいという意味か。
子供の頃は、お人形さんみたいに綺麗なお姉さんが何でしょっちゅう物乞いするのだろうと、不思議でたまりませんでした・・・お金 おくれやす。
【おごご】
東北岩手で言われる「漬物」のこと。(主にタクアンを指しているらしい)
せらひろは、お酒のアテに漬物が必須です・・・野菜を摂るために。(塩分が気になるけど)
「おごごって、語源はなんだろう?」「さー?何だべなー」
地元居酒屋のママさんに聞いても分からない。数日気になって考えていたら、漬物は香の物「おこうこう」と子供の頃言ってたのに気が付いた。
大発見と意気込んで「おこうこうが、おごごになったんじゃないかな!」
「あれっ、そうかもしんないねー」
なんとも気の抜けた、どうでも良いといった反応しか返ってこなかった。
「おごご、ください!」
【汚染水】
福島では放射能に汚染された水が海に流出し問題になっています。環境への影響など計り知れないものがあり、日本人の英知や技術が試されています。
せらひろ も50代から自らの汚染水に悩まされています、軽尿失禁というやつですね。パンツの汚れがズボンまで進出し、デスクワークをしていると何だかほのかな香りまで漂ってきます。
これは何とかしなければ社会的な影響が計り知れない・・・と対策を講じることにしました。
そもそもの原因は、老化です。流れが緩やかになり勢いがないので残留しやすい、水道でいえば蛇口のパッキンが劣化するとポタッポタッ、パッキンを取り替えれば元に戻りますが人間の場合はそうもいかない。
できれば蛇口ごともっと立派なものに取り替えられたら・・・などと思うのですが。
とりあえずティッシュペーパーを折りたたんであてる事にした。
サイ(妻)も心配し、消臭剤入りのパッドを購入してきて着けろとのたまう。これはしかし、長時間装着すると内部で熟成が進み、エグい事になりやめた。
更には、最近宣伝されている専用のパンツを穿いたらどうかと勧めるが、それだけは勘弁してほしいと拒んでいる。
やはりティッシュペーパーが現在のところ最良の方法で(折り方もひと工夫)、トイレのたびに取り替えるので清潔であり経済的なのです。
しかーし、思わぬ事故と悲劇が待っていたのでした。「イヤーン!!」 とサイの悲鳴。
パンツから取り忘れたティッシュも一緒に洗濯してしまったのです。汚染物質の拡散!!
全ての洗濯物に付いた残骸を取り払うのに30分、サイの機嫌を取り繕うのに半日。「もう絶対気を付ける」と誓った後も3回ほど事故があった・・・飲酒の後が特にあぶない。
「カミとったー?」「ハーイ」という掛け声が、風呂に入る時の習慣になった。
【オッ トセイ】
せらひろも30代半ばまでは順風満帆のサラリーマンでした。・・・しかし、学生時代からの酒友だったヒロシに誘われ、小さな設計会社を始めたのが曲がり角になってしまいました。
1年も経たないうちに絶縁状を置き、彼は会社を去って行ったのです。それからというものは、渡世の荒波の中で泳ぐはめになりました。 アウッ アウッ・・・
【男馬鹿と馬鹿男(おばかとばかお】
男が事件を起こします。異性に絡むものが多く、つまり下半身の影響が大きい。
「男ってバカよねー!」と事あるたびに妻がのたまう。「あのー、バカな男がいるという事なんだけど〜!」男としては、男の代表として弁護しなくてはなりません。
オスの性(さが)、本能、衝動として、どーしても沸いてくるものが犯罪に結びついている・・・しかし、増えすぎた人間が社会性を身に付け互いに平穏な生活を営むためには、コントロールする術やシステムが必要なんだな。
「女ってバカだよね!」というその特性からくる事件は少ないので、格段に男が不利です。
でもねー「一山いくら」という扱いはしてほしくないんです。
たいていの男は性、いや誠実なんですぞ!!
【おまんた】
越後地方(新潟県)の方言で 「あなた方」 「お前たち」 という意味。
知らない人がこれを連発されると、面くらう。 せらひろ も少しドキッとします。
津軽では女性自身のことを「イッペ」とか「イペコ」と言うそうです。
(気に障ったらゴメンなさい)
新婚のお嫁さんに「仲いいねー」と声をかけると「中いいけど、フチ痛くて」
なんて、艶笑話(えんしょうばなし)があるそうです。(関係ない話で・・・ゴメンなさい)
【おもてだし】造語
おいおい、お前何すんだ〜。
酔ったSが橋のたもとに寄って行き、ズボンのチャック(ファスナー)に手を掛けた。
橋の下は総武線・中央線が走っており、駅のホームもまじかに見える場所だ。
へっへっへー、お・も・て・だ・し、おもて出しー。
おもて出しなんかするなよな〜。
あ〜ぁ始めちゃったよ、しょうがね〜な〜お前、軽犯罪法で捕まるぞ。
だーいじょーびっ、ちっちゃいから分かんないの!
まったく、普段は紳士ぶってるくせに酒飲むとこうだかんな〜。
次の日になるとすっかり覚えてなくてケロッとしてんだから!
【親の因果】
親の因果が子に報い、などと昔は言われたものです。
最近の長生き社会では、親の介護が子に憎い。(どちら様も大変です)
【オラオラ詐欺】
東北地方では「私」の事を「オラ」と言います。標準語では「俺(オレ)」なので「オレオレ詐欺」は「オラオラ詐欺」となります。特にお年寄りは気をつけましょう。
俺(オレ)というのは本来男性用語ですが、東北では女性もオラと言います。見目麗しい方の口からオラと言われると、気持ちが一歩さがります。
最近、関東圏でも小学生から高校生ぐらいの女の子が「オレ」などと言うのを電車の中で聞いたりします。我が耳を疑いますが、東北地方の影響があるのかもしれません。
東北では「おらほー」というのを耳にします。別に山に向かって吼えている訳ではなく「我が方(わがほう)」という意味です。「おらほの田んぼがよー」と言ったりします。
東北でも津軽地方は「私」の事を「ワー」と言います。「ワーワー詐欺」と言うんだべかなー??
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両親が北海道の出身だったので、子供の頃から親の里帰りに付き合ってました。
浜で働く叔父さん達がこれを口にするのを聞き、やはり海は怖いものなんだと思っていたら、「あー疲れた〜!疲れた〜!」 という意味だった。 「肉体的にとてもしんどくて、もはや限界だー」 というときに、北海道の人が思わず発する言葉がこれなんですね。 「ちかれたびー」 というのもどこかの方言かもしれませんが、「こわい!」(こえーと聞こえてた)というのは、何か強烈な印象があります。
この語源は、「怖い」 ではなく 「手強い」 の 「こわい」 のようです。つまり、体中が強ばるほど疲労困ぱいしてるという意味なんですね。でもまあ、軽く口にしてるように感じましたが。
懐かしのメロディーなんて番組で、「あー、あの人まだ生きてたんだ」 といった往年のスターが歌うアップの顔は「あ〜、こわい〜〜!」
【愛してる】
男女の恋愛感情は、分泌される脳内物質によって起こるそうです。そしてその有効期間は、せいぜい3年・・・賞味期限があるとはねー。そっかー、3年目の浮気というのは理にかなってるんだ。
新婚当初の生活は、蜜の味「あなた、これから1日に1回は愛してるって言ってね」な・ん・て。
あれから幾十年、今ではそんな事言おうものなら「何・バカ言ってんの気持ち悪い」だからねぇ。
男というものは、女にほんろうされる運命なのかな。体のメカニズムの違いかもしれないけれど、普段からボンヤリしてる男は、理由の分からない突然の状況変化に戸惑ったりします。
私の母も起伏が激しい人だった。子供心に、何だかなーと思った記憶があります。
でもねー、愛さずにはいられないんだな、これが。
【赤毛のあんちゃん】
電車に乗っていると、髪の毛を赤く染めた20代とおぼしき男の子が乗り込んできた。
茶系の赤ではなく、赤系の赤なんですねマクドナルドのピエロみたいな。(最近見掛けないけど)
衣装は普通の普段着だし、髪形も普通なので髪の色が目立つ訳です。
バンドでもやってるのかな、なんて。そう思うのは、常識的な世俗感覚からかもしれませんが、色んな場面で何でもありという訳でないのは確かです。とても受け入れられない、という環境もあるだろうね。
髪が薄くなるのは歳をとれば仕方ないのですが。ただ本人にとっては、とても受け入れられないという現実かもしれません。過去の栄光もあるしね・・・トホホ。(薄毛のおっちゃん)
【あこがれ】
せらひろ も若い頃は著名な建築家に憧れていました。それ以前は可愛い女の子かな。
今となっては・・・安定した老後生活。
【朝のちゃじ】
駅のホームの自販機に大きな宣伝が貼り付いていた。
「朝の茶事(ちゃじ)」 寒い日にほっと一息・・・なんて書いてある。
まったく最近の日本語は乱れているんだから、茶事は 「さじ」 じゃないの?
喫茶店(きっさてん)と言うし茶道(さどう)なんだからね!
アーッ「朝のチャージ」に引掛けてるんだ、お茶を。
何となく納得して家に帰り辞書で調べたら、「ちゃじ」で正解だった。
・・・茶の湯に関する事柄。また,茶会。
【あっと驚く山形県】
東北地方で天気予報を見ると、山形県の形が面白い。新潟県との境目が、ちょうど口を開けた人間の横顔になっています。開いた口が塞がらないという感じなんですね。ポカーンとしている様にも、笑っている様にも見えますが「驚いている」というのが一番でしょうか。
山形県の鶴岡駅からタクシーに乗って鶴岡公園(鶴ケ岡城址を整備したもの)にさしかかると、何やら由緒正しき古建築がありました。
「あれは何ですか」と運ちゃんに聞くと「チドウハクブツカントイッテの!カンコウキャクガヨクアツマッテの!・・・の!・・の!・の!」と、色々説明してくれたのですが、こちらは「の!」しか聞き取れなくて「そうですか」とは言ったものの内容は殆んど理解不能でした。
地方の方言は何とも魅力的ですが、早口で言われるとほとんど理解できないのが残念ですね。通訳がいると便利なのですが。
【油を売る】
現代では油を売っているのは、ガソリン・スタンドです。
「そんなとこで油売ってるんじゃないの!」 なんて、掃除の時間にサボっておしゃべりに興じていると叱られたものです。
「油売ってんじゃねー!」親方に叱られる職人さんもいますね。やはり技術系の仕事は身体を使うので、口を動かすと手が止まってしまい仕事がおろそかになるという事なんでしょう。
昔は(と言っても江戸時代かな)鬢付(びんづけ)油、髪に付ける油を売る商売があり家々を廻っていたようです。奥さん連中が相手だから、軽口をたたきながらセールスをしてたんでしょうね。
「おや、奥さん今日は顔の艶がいいねー、夕べ良い事があったんじゃないの?」 な・ん・て。
仕事の80%は口を動かす事に費やし、しゃべくり上手が売上げを伸ばしたんだろな、ひょっとして手も伸ばしていた輩(やから)もいたかもしれない。
かたや男臭い世界の職人連中は、多少の侮蔑(ぶべつ)と羨望(せんぼう)がないまぜになり「油売ってんじゃねー!」となったのかもしれないね。
間違っても・・・ガソリン・スタンドの前でおしゃべりをしないように。
【ある建築監理士の話】※出典あり
雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモ負ケヌ 丈夫ナ身体ヲ持チ
欲ハオサエ 決シテ怒ラズ イツモ静カニ確認シテイル
1日ニ最低限必要ナ養分ト オ酒ヲトリ 少シノ野菜ヲ食ベ
アラユル事ニ自分ノ感情ヲ入レズニ 良ク見聞キシ分カリ ソシテ忘レズ
屋上ニ雨漏リシソウナ納マリガアレバ 言ッテ立上リヲ大キクシ
窓枠ニ結露シソウナ詳細図ガアレバ 断熱材ヲ増ヤシ
梁ニ頭ヲブツケソウナ階段ヲ見ツケタラ 段割ヲ調整シテヤリ
無理ニでざいんシヨウトスル人アレバ ツマラナイカラ止メロト言イ
一人ノ時ハ冷ヤ汗ヲ流シ 配筋検査ノ時ハ 鉄筋ノ上ヲおろおろ歩キ
問題ガアレバ現場ニ呼バレ 誉メラレモセズ 苦ニモサレズ
ソウイウ建築監理士ニ 私ハナリタイ!
【アルコリズム】造語
アルゴリズムという理論があります。
ある結果にたどり着くためのやり方、手順や計算方法を探る考え方でしょうか。
コンピューターの世界では、より早く合理的な計算法が求められます。
ある雑誌に載っていた例で、1+2+3+4+5+・・・+96+97+98+99+100=2525という計算だと99回足し算をしなくてはならない。つまり1+2=3→3+3=6→6+4=10→・・・という訳です。
これを(1+100=101)+(2+99=101)+(3+98=101)+・・・+(48+53=101)+(49+52=101)+(50+51=101)=5050という事が分かると、101×50÷2=2525と2回の計算で答えが出る!
まあ、そういう法則・やり方を考えつくのは凡人には中々無理なんですが。
アルコリズムは平たく言えば「ある、凝りズム」です。人は誰しも何かしらに執着しがちです。
振り返ってみて、結果的にそれが幸せな人生に繋がったのか、そうでなかったのか。迷うところでもあり、悔やむか満足するか分かれます。
趣味や仕事・欲望にしても、凝りに凝って取りつかれて成功した人は、社会的にも評価され豊かな人生を全うされるのでしょう。アルコリストと言っても良いかもしれません。
そうでない人は、アルコリズムに失敗したのかもしれません。
【あれは何だ】
ある日銀座の大通りを歩いていると、交差点で大勢の人がたむろして同じ方向(こっちの方)を向いていた。 「あれは何だ!!」 という感じ。
何がしか空を仰いでいるようなので、立止って振返ってみた・・・何もない?
よく見たら地面に倒れたオジさんを気遣う人がいた・・・そのうち後ろからサイレンの音。
振返ると赤い消防車?皆さん手を振っている・・・ここですよ〜って。
続いて救急車も到着、近くに行くと 「急に倒れたんですって、頭打ったみたい」 という声が。
道で倒れた人がいても、あえて無視をする国もあるとか。
日本人の優しさ・・・「ニッポン生きてる!」 を実感した。
【安密で行く】
新型コロナのパンデミックがやって来ました。
ウイルスは低温・乾燥という環境を好むようですね。
感染を防ぐためには3密を避けなくてはいけない。
飛沫による感染拡大を防ぐためにはマスクの装着が必須。
人類の安寧が、小さなウイルスによってガタガタと崩れているようです。
経済活動が停滞し、特に飲食などのサービス業への影響は計り知れないものがあります。
友人と酒を酌み交わす密かなお楽しみ。
コミュニケーションと情報交換、どうにかしたいものです。
よし!!「俺は、安密で行く!」・・・さて、その方法は如何に。
【いい日 朝立ち】いい日旅立ち のモジリ 男性用語
もう何年も ご無沙汰です、そんな事あったかなー(記憶もあいまい)。
欲しがりません立つまでは!ついでに続けて言うと、ぜい肉は敵だ!まったく関係ないけど。
【石の上にも】
石の上にも三年と言います。
何事も辛抱が肝心、辛い事があってもガマンして継続していれば、きっと得るものがある。
3年ぐらい経てば、石の上にも苔が生えるんだろうな。
そんな程度の認識で、せらひろ も座右の銘としてきました。
しかし最近知ったのですが、石の上にも三年座れば温まる、というのが正解らしい。
なんとバカバカしい、そんなアホな。もうちょっと建設的な、未来への展望がある言葉かと。
あまりにもくだらないので、省略されて伝聞されてるんだろうな。
そこで提案、「石の上にも三年座れば、悟りを開く」に改訂してはどうだろう。
【胃の中のイケズ大概は知らず】造語
母は胃ガンで亡くなりました、74歳でした。サラリーマンの父が停年退職してなんと4年後。
2年後あたりから体調を崩しており、父が年中家に居るようになりストレスがかかったのかな。
胃ガンの原因は主にストレス、とズーッと思っていたが実はピロリ菌らしい。
可愛い名に似合わずイケズをする訳ですが、ストレスが免疫力を低下させると言われている。
ピロ君を活性化させてるのかもしれません。
手術をして胃を殆ど取ったのですが、リンパに転移しており1年後に他界。
最後まで「胃潰瘍」としていたのは、医者や父の思いやりなのか思い過ごしか。
気丈な母を思うと今でも疑問に感じます。
母の死後20年たって84歳で父も亡くなりました。
本人は肺炎と思っており咳に苦しんでいましたが、実は肺ガンだった。
入院したと思ったらアッという間だったので、告知する機会も必要もなかった。
ある意味幸せな死だったかもしれない。
「井の中の蛙(かわず)大海を知らず」という言葉、中国の荘子の伝えとあります。
後に言葉を続け されど空の青さを知る」とありますが、負け惜しみのようですね。
ある国では 大海の亀は井を知らず」と続けるそうです。
人生を考える時にどちらも含蓄がありますが、多様性という概念からいえば、亀の話が一番しっくり来るように思われます。
たとえ井の中であれ、天敵もいないストレスもない平穏な生活であれば、それはそれで幸せなのではないでしょうか。
【いらっとミサイル】造語
ある国の指導者が外交問題で いらっとする(ムカツクという事かな)事があるとミサイルを飛ばす・・・という記事を読んだ。
スカッドミサイルというのは聞いたことがあるけど、いらっとミサイルとはねぇ。
ご本人はそれでスカッとしてるんだろうから、スカッとミサイルとも言える。
廻りの国やら国民の皆さんは、さぞかし迷惑だろうなー。
【うっそー マジすか】
新聞のコラムで、思わず笑ってしまった内容があった。
若者と話をしていて「 日本は昔アメリカと戦争したんだよ 」と言ったら、「 えーっ、うっそー マジすか 」という反応があった。そのまま「 えーっ、うっそー マジすか 」と返したくなった・・・という話。
本当だったら笑えないところですが、ありそうなので怖い。
日清、日露、日中戦争と来て日米戦争ではなく太平洋戦争なんて命名したからかな。
最近、街を歩きながらゲームをしてて犠牲者が出たとか。「 えーっ、うっそー マジすか 」ちなみにせら ひろはスマホを持ってないので、ながらゲームもできないのですが。
せらひろも、昔は髪がフサフサだったんだよ。「 えーっ、うっそー マジすか 」「 マジです 」
【ウルセイダーズ】造語
最近観た映画 「ザ・レジェンド」 ニコラス・ケイジとヘイデン・クリステンセンのダブル主演で12世紀頃のお話。
(スターウオーズから成長したヘイデン君の姿が大人っぽい)冒頭、十字軍の騎士として戦う二人の凄まじいソードアクションが観る者を引付けます。
全編アクションシーン満載です。(このテの映画がニガテの方もいますね)
十字軍(クルセイダーズ)は 「十字架をつけた集団」 というスペイン語が元のようです。転じて 「社会活動家」 を意味するようにもなっているとか。
アメリカのジャズ・クルセイダーズ、日本のフォーク・クルセイダーズなんかもありました。
本題に移りますが、「ウルセイダーズ」 皆さんの廻りにもいるのではないでしょうか。
身近な 「ウルセイダー」 親に始まり、近所のオバさん、学校の先生、先輩、会社の上司、友人、恋人、奥さん、老いてからは自身の子供など。しかしながら何だかんだ言ってもらえるのは、ある意味ありがたいことかもしれない。なぜならそこに愛情が含まれていると感じる事がままあるからです。(十字架は付けてないけど)
「もー、週に1回は休肝日作りなさいよー。ビールもダメよ!!」
「ハイ、ハイ」
「ハイ、ハイは1歳まで!」・・・あー、ありがたや、ありがたや・・・。
【ウンコタレーション】造語
家人と美術関係の放送を観ていた。
「こんなの芸術かしら?好きじゃないわ!」・・・いわゆる前衛的なパフォーマンス芸術だった。
「インスタレーションという奴だよ」・・・と私。
「ウンコタレーション?何それ!」・・・アーッハッハッハ・・・「インスタレーション!」
彼女も歳と共にこの頃耳が遠くなっている、何度も聞き返す事が増えて来た。「貴方がハッキリ喋んないからよ!モゴモゴ言ってんだから!」などと。
「ウンコタレーションかー?面白いねー、水彩画じゃなくてウン彩画があったりして」
「アーッハッハッハ、貴方なら下痢症だからできるかもね。臭い付きで!」アーッハッハッハ
二人でしばらく笑い転げていた・・・涙を浮かべながら。
【ウンでもスンでもない】
離れた相手に昔は手紙、今は電子メール。何れも返事がないと不安です。
届いてないのかな、何か異常事態でもあったのかな?
ウンでもスンでもない」という状況ですが、このウンとかスンというのはどういう意味か?。調べてみると、ウンというのは呼吸のウーが由来らしい。
肯定的な意味の「ウン」というのも同じで、かなり古くから使われているようです。
では、「スン」というのは否定的な語かというとそうでもなく、単なるゴロ合わせのようです。要するに、何の反応もない状況を表しています。
せらひろ はメールを受信したら、必ず返信するようにしています。仕事上のメールでも、「承知しました」「了解しました」「ありがとうございました」・・・と。
簡単なものでも、相手は確かに受取り確認してくれたんだと安心すると思います。何の反応もしないのは、思いやりがない証拠ですね。
そういう人は「無礼公」(造語)という烙印を押してしまいます。
さて、生き物の中には卵を産んで死んでいくという例が多くあります。子孫を残せなかった者は「産んでも死んでもない」という事でしょうか。(ガハハ、ちょっとナマってしまったかな)
【遠距離婚】造語
「お母さんと離婚する事にした」 と息子に話してみた。
「そーですか、いつかそうなるのではないかと思ってました。一人息子の僕がカスガイになれなくて、ゴメンなさい」
「いやー、冗談ジョーダン。4月から単身赴任で離ればなれになるから、エンキョ離婚」
・・・「アホくさ!」
【おいおい】
せらひろが以前いた会社の社長に「おいおい」と呼ばれたので「はいはい」と答えた。
「おいはいくつ(何歳)になっただ 」と聞かれて、「おい」というのが信州の方言で「君」とか「あなた」という意味である事に気が付いた。
「おい!君」と呼ばれたんだな、きっと。
自分の事を「おいら」と言ったりするので、その辺りから由来するのかもしれない。
「はいはい」ではなくて「はい!社長」と応えるべきであった。
【オイテク】造語
老いのテクノロジーの略(なんじゃ それ)
少子高齢化社会が取りざたされています。かく言う自分自身も60代・・・体重計に出てくる体脂肪年齢は44歳。ガハハ(※今は立派な高齢者)
通常給与所得者は定年まで働き、その後は余生を楽しむという、パターン化された人生設計をイメージしていました。非正規社員だとそうも行かないけど。
余生ってなんだろう。好きな事ができる?今までやりたかったけど出来なかった事をする?第2の人生?人生の節目はあるかもしれないけれど、区切る必要はないと思うけどね。
・人生を区切らずに生き延びる事、これがオイテクの第1歩。
・体力気力の衰えは素直に認め、できる事をできる範囲で優先するよう心掛ける。
・余生ーば いいのにー♪ なんて言われないよう無理はしない。
・老人として享受できる事は、最大限利用する。
・若い人と積極的に向き合う。
対等の場合も、先輩としての場合もあり、人との関わりを大切にする。
・異性への関心を保持する。(人によって違うけれど、無理して関わらない)
・何か一つでも良い、打込める事を持つ。ただ経済の安定を常に意識する。努力を怠らない。
老いて枯れ(オイテカレです)ないようにすることです。
【おいてけぼり】
せらひろ が幼稚園に通っていたから5歳の頃、家族は弟を入れ4人でアパートに住んでいた。
夕方、遊びから帰って部屋に入ろうとしたが鍵が掛かっていた。ノブをガチャガチャ回しても開かない。今までそんな経験がなかったので、一気に不安が広がりパニック状態になってしまった。
かあちゃん、かあちゃんと大声で泣きながらドアを叩いていると隣のドアが開き、お前何やってんの、と母が顔を出した。えっ、あれっ・・・まちがえた!
【オー・マイ・ガー】
最近よく耳にします、オー・マイ・ゴッドですね。
何か大変な状況を目の当たりにすると、出ます。
子供の頃、オー・ノーという言葉がはやってました。お前がやったんだろ、「オー・ノー」。宿題やったか、「オー・ノー」。小野先生とすれ違うと、小さな声で 「オー・ノー」。
オー・マイ・ガーも、はやり言葉かもしれません。
賛辞で言う場合と否定系あるいは驚嘆系があるように思います。
「えへへ 実は俺、受付の彼女と結婚する事になったんだ」・・・「おー前がー!」。
【おきつ】
東北のカラオケスナックで、カウンターの隣に座ったオジさんに「すまねーけど おきつ 入れてくんねーか」と頼まれた。
「お・き・つ」 ですね。高齢のオジさんは、ハンディリクエストの機械が使えないのだった。
あれっ、「該当する曲はありません」って、登録されてないんじゃないですか。
そんなはずはねーなー、いつも唄ってんだがなー、しまづあやの唄。
(えーっ ひょとして お吉)検索したら・・・ありました。
お・き・つじゃなくて、お・き・ちですね。 そうそう、おきつ、発音悪くて悪がったねー。
笑っては失礼なので、必死にこらえてニコニコしてた。
【おくれやす】
京都の舞妓はんが、何かお願いする時の接尾語・・・〜してくださいという意味か。
子供の頃は、お人形さんみたいに綺麗なお姉さんが何でしょっちゅう物乞いするのだろうと、不思議でたまりませんでした・・・お金 おくれやす。
【おごご】
東北岩手で言われる「漬物」のこと。(主にタクアンを指しているらしい)
せらひろは、お酒のアテに漬物が必須です・・・野菜を摂るために。(塩分が気になるけど)
「おごごって、語源はなんだろう?」「さー?何だべなー」
地元居酒屋のママさんに聞いても分からない。数日気になって考えていたら、漬物は香の物「おこうこう」と子供の頃言ってたのに気が付いた。
大発見と意気込んで「おこうこうが、おごごになったんじゃないかな!」
「あれっ、そうかもしんないねー」
なんとも気の抜けた、どうでも良いといった反応しか返ってこなかった。
「おごご、ください!」
【汚染水】
福島では放射能に汚染された水が海に流出し問題になっています。環境への影響など計り知れないものがあり、日本人の英知や技術が試されています。
せらひろ も50代から自らの汚染水に悩まされています、軽尿失禁というやつですね。パンツの汚れがズボンまで進出し、デスクワークをしていると何だかほのかな香りまで漂ってきます。
これは何とかしなければ社会的な影響が計り知れない・・・と対策を講じることにしました。
そもそもの原因は、老化です。流れが緩やかになり勢いがないので残留しやすい、水道でいえば蛇口のパッキンが劣化するとポタッポタッ、パッキンを取り替えれば元に戻りますが人間の場合はそうもいかない。
できれば蛇口ごともっと立派なものに取り替えられたら・・・などと思うのですが。
とりあえずティッシュペーパーを折りたたんであてる事にした。
サイ(妻)も心配し、消臭剤入りのパッドを購入してきて着けろとのたまう。これはしかし、長時間装着すると内部で熟成が進み、エグい事になりやめた。
更には、最近宣伝されている専用のパンツを穿いたらどうかと勧めるが、それだけは勘弁してほしいと拒んでいる。
やはりティッシュペーパーが現在のところ最良の方法で(折り方もひと工夫)、トイレのたびに取り替えるので清潔であり経済的なのです。
しかーし、思わぬ事故と悲劇が待っていたのでした。「イヤーン!!」 とサイの悲鳴。
パンツから取り忘れたティッシュも一緒に洗濯してしまったのです。汚染物質の拡散!!
全ての洗濯物に付いた残骸を取り払うのに30分、サイの機嫌を取り繕うのに半日。「もう絶対気を付ける」と誓った後も3回ほど事故があった・・・飲酒の後が特にあぶない。
「カミとったー?」「ハーイ」という掛け声が、風呂に入る時の習慣になった。
【オッ トセイ】
せらひろも30代半ばまでは順風満帆のサラリーマンでした。・・・しかし、学生時代からの酒友だったヒロシに誘われ、小さな設計会社を始めたのが曲がり角になってしまいました。
1年も経たないうちに絶縁状を置き、彼は会社を去って行ったのです。それからというものは、渡世の荒波の中で泳ぐはめになりました。 アウッ アウッ・・・
【男馬鹿と馬鹿男(おばかとばかお】
男が事件を起こします。異性に絡むものが多く、つまり下半身の影響が大きい。
「男ってバカよねー!」と事あるたびに妻がのたまう。「あのー、バカな男がいるという事なんだけど〜!」男としては、男の代表として弁護しなくてはなりません。
オスの性(さが)、本能、衝動として、どーしても沸いてくるものが犯罪に結びついている・・・しかし、増えすぎた人間が社会性を身に付け互いに平穏な生活を営むためには、コントロールする術やシステムが必要なんだな。
「女ってバカだよね!」というその特性からくる事件は少ないので、格段に男が不利です。
でもねー「一山いくら」という扱いはしてほしくないんです。
たいていの男は性、いや誠実なんですぞ!!
【おまんた】
越後地方(新潟県)の方言で 「あなた方」 「お前たち」 という意味。
知らない人がこれを連発されると、面くらう。 せらひろ も少しドキッとします。
津軽では女性自身のことを「イッペ」とか「イペコ」と言うそうです。
(気に障ったらゴメンなさい)
新婚のお嫁さんに「仲いいねー」と声をかけると「中いいけど、フチ痛くて」
なんて、艶笑話(えんしょうばなし)があるそうです。(関係ない話で・・・ゴメンなさい)
【おもてだし】造語
おいおい、お前何すんだ〜。
酔ったSが橋のたもとに寄って行き、ズボンのチャック(ファスナー)に手を掛けた。
橋の下は総武線・中央線が走っており、駅のホームもまじかに見える場所だ。
へっへっへー、お・も・て・だ・し、おもて出しー。
おもて出しなんかするなよな〜。
あ〜ぁ始めちゃったよ、しょうがね〜な〜お前、軽犯罪法で捕まるぞ。
だーいじょーびっ、ちっちゃいから分かんないの!
まったく、普段は紳士ぶってるくせに酒飲むとこうだかんな〜。
次の日になるとすっかり覚えてなくてケロッとしてんだから!
【親の因果】
親の因果が子に報い、などと昔は言われたものです。
最近の長生き社会では、親の介護が子に憎い。(どちら様も大変です)
【オラオラ詐欺】
東北地方では「私」の事を「オラ」と言います。標準語では「俺(オレ)」なので「オレオレ詐欺」は「オラオラ詐欺」となります。特にお年寄りは気をつけましょう。
俺(オレ)というのは本来男性用語ですが、東北では女性もオラと言います。見目麗しい方の口からオラと言われると、気持ちが一歩さがります。
最近、関東圏でも小学生から高校生ぐらいの女の子が「オレ」などと言うのを電車の中で聞いたりします。我が耳を疑いますが、東北地方の影響があるのかもしれません。
東北では「おらほー」というのを耳にします。別に山に向かって吼えている訳ではなく「我が方(わがほう)」という意味です。「おらほの田んぼがよー」と言ったりします。
東北でも津軽地方は「私」の事を「ワー」と言います。「ワーワー詐欺」と言うんだべかなー??
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か行
【かかあ天下】
「上州の かかあ天下と空っ風」と言われます。上州は群馬県ですが、仕事で2年近く家族と共に暮らした事があります。
赤城山から吹き降ろす赤城おろしは、小石が飛んでくる なんて言われましたが、滞在中は比較的穏やかだったようです。砂ぐらいは飛んできましたが。
「上州の かかあ天下」というのは「上州の かかあは、天下一」が縮まり、世間に広まってしまった。と、地元の方が嘆いていました。
上州の土地は一体にやせており、農家もあまり豊かでなく、仕事の無い男の多くが博徒になるような土地柄でした。又、江戸からところ払いで追放された連中もいたようです。
そんな中だからこそ、女性がしっかり働かなくてはならなかったのでしょうね。活発でたくましい女性が多かったような気がします。
ところで、せらひろ の家は?・・・てっ、天下一です。
【かくありたし】
電車で座っていると(優先席だった)腰の曲がったお爺さんが、杖をついて乗り込んできた。
すかさず立って席を勧めると、「老人を甘やかしてはイカン!」とおっしゃる。
何だかこちらも微笑んでしまい、「大丈夫ですか」と言うと二駅だから大丈夫、とお答えになる。
降り際に手を挙げ「お疲れさん」と、微笑みながら行かれた。
思わず「お気をつけて」と声を掛けたが、本当に気持ちの良いご老人に出会うことができた。
【隠れ傘】造語
天気予報の当たり外れは、八卦(はっけ)のごとしなどと言っていた悠長な時代が懐かしい。
近年、気象庁のみならず民間の予報会社で予報士さんが活躍しています。
天気に影響するのは農業だけでなく、今やいろんな商売に欠かせない貴重な情報なんですね。
コンビニの商品仕入れにも影響があったりして。
梅雨時は晴れる日が本当に貴重です。家庭でも洗濯やふとん干しに欠かせない日差しですからね。
しかし、この時期の予報が悩ましい。前線の位置が微妙にズレたりすると、たちまち予報が外れるようです。
予報の曇りや晴れのマークの裏に、傘マークが隠れてる場合がありますなどと、予防線を張っている予報士も。
そう言えば、「 晴れのち曇り、所により雨」なんて予報は、秀逸かもね。
【掛け莚(かけむしろ)】
昔、貧しい家は莚(むしろ)を掛けて出入り口の戸の代わりにした。
いうなれば自動ドア(閉まる時)である、従って戸を閉めるという習慣が身に付かなかった。
津軽ではカゲモシロと言うそうです。
【カサバランカ】造語
今は見る影もないせらひろ の髪の毛ですが、当然若い頃はフサフサしておった訳です。
(そーなんです、伸びるとうっとうしい程、かさ張っていた!)
ある日風呂に入って頭を洗っているとヒリヒリする。何だろう?鏡を見て確かめると小さな傷が。そういえば現場で足場のパイプに頭をぶつけたよなー、ヘルメットを被っていたけど内側のP製ガードで傷が付いたんだ。(なにせ毛が無い、地肌がモロ)
それ以来小さなタオルを畳んで頭に載せ、ヘルメットを被るようにしている。
しかしながら、時々脱いだ折にタオルを取るのを忘れ、しばし恥ずかしい格好をさらしている。
とっても悩ましいこの頃です。 あぁもう一度、カサバランカ!!
【がすと】
東北岩手県で使われる接尾語「がすと」。ファミレスの事ではありません。
「せらひろさんの車がはー、ぶっつかったでがすと!」 といった按配。目上や年長の人に対して使用する、多少丁寧な言い回しです。
ため口だと「せらひろの車がはー、ぶっつかったべっちゃ!」となります。べっちゃというのはやはり接尾語、「そうだべっちゃ」(そうでしょ)と使う。
岩手県でも北部と南部ではニュアンスが違い、北部では驚いた場合の接尾語として使うとか。
「あれー、ガストでがすと!」と言ったりして、ヒンシュクを買うようです。
岩手県は県として日本一の面積を有します(一番小さいのは香川県)、昔から北側は南部(盛岡)藩、南側は伊達藩の統治だったので、当時から夫々の影響があったようです(その前は奥州藤原氏)、言葉や文化も多少の差異があるようでがすと。
こちらとしては、みんな東北弁にしか聞こえないないのですが・・・。
遠野地方に「〜でがんす」という接尾語があります。「そうでがんす」(そうですよ)「そうでねがんす」(そうじゃないんですよ)「なんでやんすか」(なんでしょうか)と言ったりもします。
「〜でがんす、と!」という言い回しが「〜で、がすと!」に変化していったのかもしれません。
【風邪と共に去りぬ】造語
風邪をひいて医者に行った。30歳台の初めに行ったきりなので実に30年ぶりの事です。
最初は喉に違和感があり次第に咳きが出だした。そのうち水も飲めないほど腫れてきたので、慌てて医者に駆け込んだ。
「あ〜これは抗生物質のまないと治んないねー」 喉を見ながら医者がのたまう。
「今までこんな風になった事ないんですけど」・・・密かに風邪以外の病気を心配していた。
「まあ、風邪だよ、丈夫な人は分かんないようだけど、歳なんだよ、体力が低下してるの!」
もらった薬を飲み1週間ほどで良くなった。 これが大昔だったらあの世に行ってたかもしれない、食べ物も、ましてや水も飲めないんだから。
風邪は万病の元、あらためて身にしみた経験だった・・・歳についても。
【ガマンくらべ】
2月はやはり1年で一番寒い月です。そんな2月も終わりに近づくと、春一番が吹いたりして突然暖かい日があり・・・春の予感。
夏に生まれたせいなのか、寒さにはめっぽう弱いのですが暑いのは平気です。
子供の頃銭湯で特別に熱い湯船があった(隣には水風呂)。お爺さんが平気な顔で浸かっている。こちらも負けじと隣に入るが、5分ももたない。
真夏に熱中症で亡くなるお年寄りがいらっしゃる。歳をとると全ての感覚、身体機能が低下して鈍感になるということかもしれないね。
熱い風呂、サウナもそうですがお年寄りとガマンくらべをしても、意味がないのかもしれない。
家に居て自分の部屋にはエアコンがない、あえて付けないのですが家人は寝てる間に熱中症になるのではないかと心配している。コロッといけば簡単なのでしょうが、エアコンのない部屋に寝かしてた!と非難されるのがイヤみたい。
【髪ってる】造語
2016年の流行語大賞は「神ってる」に決まったとの事。流行に鈍感なせら ひろは初耳だった。(野球は観ないし、そもそもテレビをあまり観てない)
一緒にニュースを観ていたサイ(妻)が、あなたなんか「髪ってるー」よね。髪がなくなって、照ってるから・・・ガハハ。 あのねー、うまいこと言うねぇ!
しかしながら、こと容姿に関しては感覚やこだわりに個人差があるので、うかつに冗談も言えないと思った方が賢明。かつて、酒の席での嫌な思い出がある。
流行語に関しては、息の長い語もあって「 プー太郎、エッチ、恐妻家 」などは筆頭のようで完全に定着しています。エッチというのは、確か小4位の時期に流行りだしたはずで、以来気軽に使っていた。いやらしいとか助ベエという意味だったが、語源は不明?
変態のHらしい!という事が新聞のコラムで紹介されていた、なるほど長年の疑問が解決した。
流行語大賞は、自由国民社刊・現代用語の基礎知識・編集部が主催しています。以前、その本の体裁をそっくり真似た「現代用語のくそ知識」というのを読んだことがあります。
こちらは、パロッてるというやつですね。
【神は細部に宿る】
建築界では建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉として有名ですが、英語では「God is in the details」それ以前から使われていたようです。
ミースの建築は鉄とガラスの高層建築が有名、シンプルなデザインで現代建築に継承されています。そしてそのディテールは、あまりにもシンプルで美しいものでした。
建築は、安全で快適な生活・活動を保証する機能と美をあわせ持ち、安心や感動をも与える空間を求められています。
建築のディテールは、技術や経験によって洗練されます。あっと驚くデザインの建築も、細部が練られたものとそうでないものの差は歴然としている気がします。
さて、「悪魔は細部に宿る」という言葉もあるようですね。
英語では「The devil is in the details」細部に隠された罠や不可解な要素を暗示する英語の格言。
一見して簡単にできそうな事でも、完成までに予想以上の時間や労力を要する事を指す。
二つの言葉は、何をするにせよ徹底的に行うべきである。つまり建築に限らず、何事も細部が重要であるという考えを示唆しているようです。
【カミング アウト】告白
せらひろは、何を隠そう・・・隠れ下痢シタン(造語)です。そして・・・ち"主です。
お腹が壊れやすい体質で、食べ過ぎ・呑み過ぎ・冷たい物を摂ったりは、てき面です。朝の通勤電車内で冷や汗をかき、途中下車での駅便(字が違う!)は日常茶飯事です。
各駅のトイレのありかは、お犬様ではないけれど しっかりマーキングしてあります。
休日 家で何回もトイレに行くと、「もー、水とトレットペーパーをどんだけ使うのよー、公園のトイレでしてきなさいよー」などと、迫害を受けています。
【からす】
東北岩手で使われる接尾語。黒い鳥の事ではありません。
「探してみっからす」「あそこでやっからす」といった按配。
関東地方では「探してみるからさー」「あそこでやるからさー」となるんでしょうね。
やはり冬の厳しい寒さの中で、なるべく口を開けないように「あー」ではなくて「うー」という発音に傾いたのではないだろうか。
そう言えばこの地方のカラスは「かあー」ではなくて「ぐえー」と鳴いている?ような気がする。
【過老死】造語
一般的には老衰による死と呼ばれる。急激な高齢化社会を迎えようとしている我が国においては、深刻な問題となりつつあるのではないだろうか。
医学の進歩と相まって、健康への関心が高まることで無理無駄のない人生が選択され、結果的に長命が待っている。寿命とはいえ、本当に幸せな人生だったのだろうか・・・誰にも分からない。(本人も分からなくなっているかもしれない)
【完璧(かんぺき)の母】岸壁の母のモジリ
せらひろ の母チエは、戦争中 旧満州で准看護婦として働いていました。
終戦時、頭を丸め男装し、逃げる途中のある駅では戦闘機から機銃掃射を受けて腰が抜け、動けなかったとか・・・命からがら引揚げてきたようです。
戦後まもなく、人の妻だったにも関わらず、11歳年下の父・カツミと北海道から愛知に駆け落ちてきました。離婚・再婚をし、私を頭に3人の男子を産み育て74歳で逝きました。
母の言では、せらひろ の前に兄か姉がいたそうです。そもそも離婚の一因は、前夫との間に子供ができなかったのと、なぜか父・カツミとの間に子ができたためです。
(詳細は話してもらえなかった)
妊娠して何ヶ月かの春、潮干狩りをして体を冷やしたためか、翌日トイレでその子は流れてしまったとのこと。子供の頃に聞いた話なので、その時はヘーッと聞いていたが、実はヒエーッという内容だった。先立った兄は、両親の罪を背負って逝ったのだろうか?
・・・そして次に、なぜかせらひろが生まれることになった。
家事も(それなりにだったけれど)完ぺきにこなし、内職で家計を助ける良妻賢母だったのかなー、少し思い込みが激しい人だったけど。
生前、自分が入る墓場は確保したのに、墓石が間に合わなかった・・・惜・し・い。
【季節もの】
食べ物には旬があります。ただ、本来夏野菜であるはずのキュウリやナスなど、1年中スーパーに並んでいるのが普通の光景となっています。
せらひろが子供の頃は、促成栽培で早めに市場に出すことで初物感を高め、価格も高めに設定できたようです。農家の方も涙ぐましい努力をされていたのでしょう。
最近は、ありがたい事に大規模なハウス栽培や工場生まれの野菜が出現したり、輸入物があって1年中色んな野菜が食べられる訳です。
とは言っても、やはり旬で出回る物は価格も安く味も違うと思うのですが。
話は変わりますが、冬になるとやたら排尿に関するサプリの広告が出回ります。夜1回以上オシッコに起きる方、昼間何回以上する方、膀胱が異常をきたしている恐れがありますよ。
○○の成分が効果的で頻尿の抑制ができます、お試し下さい。
今なら通常価格××のところ○○で提供致します・・・なんて。
確かに寒くなるとオシッコの量も増える訳ですね、汗かかないから。
年取ると膀胱も柔軟性が無くなって、回数も増えるかも。
でも、夏になれば自然と改善するんではないでしょうかねー、病的でない限りは。
まあ、広告や宣伝にも旬があるんでしょうね。
【くだらない】
通勤電車にゆられ、会社までは小1時間かかります。
ボンヤリ考え事をしていると、駅名でダジャレを思い付き一人でニヤニヤ。
・もしも不死身の(ふじみ野)身であるならば、どうか若い姿でいたいものよ。
⇒・頭がツルセ(鶴瀬)。
⇒・死期(志木)が近づいています。
⇒・もう朝か(朝霞)。
⇒・頭のてっぺんに輪光子(和光市)。
⇒・真面目になります(成増)。
⇒・ここは平和だーい(平和台)。
⇒・何にも千川、ホテル行こう。
⇒・かんじん要(かなめ)町。
⇒・座って池袋、空いてる時は。
⇒・ここは護国寺、今は午後9時。
⇒・何はなくとも江戸川橋・・・江戸むらさきだっけ?
⇒・どーでも飯田橋。
⇒・市ヶ谷・・・名古屋弁だと、いちだがや?
⇒・お腹を九段下。
⇒・つらい事もあるけど、何事も神保(じんぼう)町。
⇒・余計な事は、なるべく岩本町。
・・・・なに? くだらない? そうです、これは上りです。
以前、友人の二人に披露したら全く同じコメントを頂いた。
あまり他人(ひと)に言わないほうが良いよ、と。
やはり品格を疑われると言う事かな。しかし、男の欲望は誰にも止められないのです。
【軽減贅肉】造語
贅(ぜい)というのは役に立たない余計なもの、むだ、ぜいたく、むだなおごりとあります。
(なかなか覚えられない漢字です)
せらひろも社会人になってからろくに運動してないために、体育会系学生時代の締まった体が徐々にゆるんでしまいました。贅肉というのは、まあ脂肪なんだろうね。
仕事柄、長年のデスクワークで腰の調子が悪い。これも腰椎を支える筋肉が衰えたんだな。
肥満とはいかないまでも、何となくお腹が出っ張ってきます。あーみっともない。ダイエットで贅肉が減るのか・・・どうも怪しい。
やはり身体を動かして筋肉を増やさなければ、贅肉は減っていかないのでしょう。
お金をかけてでも身体を鍛えるザップ・・・か?
お金のないせらひろは、身体を動かすフィジカルな仕事を選択スリム。
運動しながら、サイフも多少潤う。一挙両得の軽・減・贅・肉です。
【劇場型】
最近のオレオレ詐欺は、お母さん助けて詐欺などという呼び方もあるようです。サギもどんどん進化するわけですが、トキになる訳ではありません。
冗談はともかく、未だに被害が多いというのは大きな社会問題です。手口がどんどん巧妙になり、複数の人間が夫々の役割を持って攻撃をしかけてくる、劇場型の詐欺と言われます。
詐欺師に払うような、あるいは払えるような、お金にゆとりのある方は注意が必要です、ホント。
テレビのコマーシャルも劇場型というかドラマ仕立てというか、延々と続いているものも結構見かけます。面白い作品も多いし、力が入ってるなーと感じる事もありますが、そうそう何回も観たいとは思わない。
まあそれがコマーシャルの宿命なんだろうな、アーまたやってる・・・なんてね。
人生も言ってみれば劇場みたいなものかもしれません。
夫々の役割を演じ・・・困るのは、時々その中に激情型の人間がいることです。
【激高仮面(げっこうかめん)】造語
子供の頃(1960年代)テレビで「月光仮面」という連続アクションドラマがありました。
最近インターネットで観ましたが、そのチャチなこと。(タイツのモッコリは立派ですが)当時は胸を躍らせ、ふろしきマントでその気になって「正義の味方だー」と遊んだものです。
最近「激高仮面」とも言うべき人物と仕事する機会がありました。
気にさわる事があると所かまわず怒りだす。
頭からマントを被せたい気持ちをグッとこらえ、こらえ過ぎてオナラが出た事もありました。
・・・ちゃんちゃん!
【けん】
佐賀県人が使う、接尾語じゃけん。何々でしょう という意味か。
佐賀空港からバスに乗っていると、周りからやたらと「けん」「けん」聞こえるけん。
・・・そうじゃけん。そういえば、広島とか徳山(周南市)でも言ってましたね。
※市民ケーン 狼少年ケン ショーケーン
【ご祈願いかが】造語
願いを込めて祈る。特定の宗教・信仰心のあるなしに係らず、誰しも経験します。
恐らく発達した哺乳類ヒトの脳がなせる業(わざ)なのでしょう。狩猟時代であれば獲物を無事に持って帰る。農耕が始まれば五穀豊穣を願う。権力者は不老不死を望む。
数え上げればキリンがない。
そんな願いの受け皿が宗教であり、それに伴う儀式・儀礼なんだろうね。
せらひろも孫が生まれるというので、老爺心から安産の御守りを頂きたくて、ある有名な神社に行った。そこは御守りだけでは出してもらえなく、腹帯セットの中に入っているとの事。
えーっ・・・初穂料(料金と言ってはいけない!)が予定の5倍になってしまった。
しかしながら、孫も無事に生まれたのでメデタシめでたし。満願お礼参りは・・・・・。
【心に愛がなければ】
心に愛がなければ、どんなに美しい言葉も相手の胸に響かない - 聖パウロの言葉より - カトリック教会がお届けする『心のともしび』
ベートーベンの交響曲第6番「田園」第1楽章にのせ、冒頭に流れるナレーションに癒されるラジオ番組がありました。
試験勉強に追い立てられた学生時代、早朝に聞く優しい女性(当時は河内桃子さん)の声とチョット良い話は、頭の中を爽やかに吹き抜ける涼風のようでした。
その番組を最近聴く機会があり、私が聞いていた頃から40数年以上経っているはずで、息の長い番組に驚きました。まあ、2千有余年のキリスト教の歴史からみたら、数十年単位の時間はたいしたものではないのかも知れません。
心に愛があれば、相手の心の「琴線」に触れるという事なんでしょうね。
せらひろ は深謀遠慮が足りないせいか、悪気はないのだけれど相手の心の「禁線」に触れる失言があり、「あんたなんて、大嫌い!」などと怒らせたりします。
自分を含め、それ以上踏み込んで欲しくない、あるいは触れて欲しくないボーダーラインが心のどこかにあるのでしょう・・・やはり沈黙は「金!」かな。
【五千円ありがとう】
特に市街地で、かしましい選挙カーから聞こえてくる。「○○です、五千円ありがとうございます、五千円ありがとうございます」・・・おいらも欲しいな。
【誤読】
バスに乗りボンヤリしていると、突然おかしな看板が目に付いた。
「死ねい!」えっ、と思ったが確かに大きく「SHINEI」と書いてある。しかし、その下に「新栄工業」とあった。
相変わらず多数の迷惑メールが届きます。安心のコミコミ価格で・・・などというのが何度も来るのですが、どーしてもゴミゴミと読んでしまう。
買い換えの方(かた)向け、というのは方向(ほうこう)け?になり、いやその方向ではないです・・・なんて思ったり。
錯視という現象がありますが思い込みが激しい性分もあり、よく勘違いをします。
二日酔いにはウ○○とかいうドリンクがありますが、どうしても間違って読んでしまうんだよね。
あーあ、誤読な人生!
【転(ころ)んだ先に糞(くそ)】真語
「泣きっ面に蜂」「弱り目に祟(たた)り目」「傷口に塩」「不幸中の災い(造語)」「飛行中の災い(造語)」などと同じ意味。
昔は馬車などが往来してたから、こんな目にあったのかも・・・ 最近だったらガムですかね。
【転(ころ)んでも ただではおかない】造語
「転んでも ただでは起きない」人は、転んだ先で何かをつかんで起上がるのでしょうね。
「転んでも ただではおかない」人は、転ぶ原因を徹底的に究明し、バリアフリーに貢献するようなタイプかな。
【こんな筈】
こんな筈(はず)ではなかった、とよく言います。
筈ってなんだろう・・・辞書で調べてみた。「弓の両端の弦(つる)をかける部分。ゆはず。」とあります⇒矢の弦と筈は合うのが当然であることから、当然そうなるべきこと。道理。
長い人生を振り返ると、こんな筈ではなかったと思う事柄が多く浮かびます。
アーすれば良かった、アンナ事しなければコンナ事にならなかった筈なんて・・・。
もちろん反省することも大切ですが、人生後ろ向きになっても仕方ない。何事もやってみなければ分からない精神で常にチャレンジ、やってみるべー。
最期に人生を振り返り、俺の人生こんな筈だったんだーガハハ!なんて終わりたいものです。
【コンバット】
せらひろ の好きな映画のジャンルに戦争映画がありました。
過去形になってしまうのは、最近の映画・映像があまりにもリアル過ぎるからです。
現実の戦争は殺し合いである限り、決して美化されてはいけないのですが。極限状況での人間模様やドラマに心を打たれる、そんなところに魅力を感じていたんだろうね。
「ヒューリー」という映画を観ました。戦車乗り達のお話。その迫真の演技とリアルな迫力には圧倒され感動もしましたが、どうも後味が悪い。
まあ、そこが狙いなのかもしれませんがね。(ある意味狂気の世界)
1960年代小学5年生の時に、学校アンケートでテレビを見る時間というのがあった。素直に真面目に回答、そのあまりの長さ(多分3〜4時間/日)に親が保護者会で注意を受けたらしい。
それ以来、夜の8時からテレビ禁止令が出てしまった。毎週水曜8時からの「コンバット」というアメリカ映画(1話完結)が大好きで、水曜だけは特例にしてもらった。
戦争を一面的に描いていたのかもしれないけれど、勇気ある兵隊さん達にあこがれていた。
特例を許してくれた母親には感謝していた。
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さ行
【サービス】
飲食店(主に飲の方だけど)のサービスに戸惑うことがあります。
「サービスです!」と言うのと「 サービスしときます!」では全く意味が違う。
「このタクアン○○の奴で中々手に入んないんですよ!美味しいから一度食べてみてください!!」なんて、頼みもしないツマミが出てきたりする。
サービスだと思ってると、しっかり料金を取られたりして・・・まあ相手も商売だからタダではおかないという気持ちは分かりますが。
寿司屋でアベックの客がカモになる、なんて聞きますよね。良心的な店もあると思うけど、この時とばかりサービスしてるんだろなぁ、男の見栄に付け込んで。
ポイント3倍セールなんてやってます。200円の買い物で1ポイント(1円)だから3倍なので3円(1.5%)。金額にすると大したことないんだけど、すごーくサービスしてるように聞こえる。
昔「1円を笑う者は1円に泣く」なんてことわざがあったけど、1ポイントを笑う者は1ポイントに泣くという時代でしょうか。
【酒と女は2合(号)まで】男性用語
何事もほどほどに、という例えでしょうね。実際、2合位の酒は健康に良いと聞いています。
(1合の酒は、クスリです・・・酒友 K君の弁。1合大福と言っても良いかも)
最近は2号さん・お妾さんという語を聞かなくなりました、死語でしょうか。(不倫でくくられる)
せらひろの場合は、お酒を3合まで(計算上)飲んで良いことになります。ヒック!
【三角関係】
人間関係、特に恋愛感情が絡んだものは、危なっかしい不安定な関係でいつか破綻します。 が、しかし本来三角は非常に安定した形状であって、建築などでは力学上いろんな所で利用され活躍しています。筋交い、トラス構造などですね⇒ガッチリ固まって動かない。
3という数字は古来縁起の良いものとされ、日本では3種の神器とか3人寄れば文殊の知恵などと言うし、キリスト教では三位一体(さんみいったい)などの例があります。
私見で言えば、酒飲み友達は3人で酌み交わす酒が一番楽しい。
(4人以上だと意見が二つに分かれたりする)
恋愛の三角関係は一番苦しい、なんちゃって経験はないのですが。
(そもそも恋愛の経験自体が乏しい)
最近女性のストッキングに柄が付いているのを見かけます。電車で座っていると、全面に小さなハート形がちりばめられたおみ足がありました。
しかし、足首はハートなんだけど徐々に姿を変え、上の方は三角になっている。
そんなハートと三角の深い関係を目の当たりにして、思わず微笑んでしまった。
(ジロジロ観てるとヤバイけど)
【ザンパンマン】
2/6は昨年94歳で亡くなったマンガ家 やなせたかしさんの誕生日、3000人のファンを集めてお別れの会が東京で行われました。(2014年) せらひろ が子供の頃、NHKの番組の中で絵の描き方というコーナーがあり、丸や四角を使って巧みな絵(マンガ)を描かれていたのを思い出します。
彼の作品アンパンマンが大人気ですが、ザンパンマンというのはザ(ジ)・アンパンマンではありません、そう「残飯マン」フト頭に浮かんだ名ですが、ネットで検索したら既にいましたねー同じような事を考える方が。
正義の味方ザンパンマンかな。残飯・食品ロスについて調べていたら、居ましたねー本物のザンパンマン。アメリカのドキュメンタリー作家、ジェレミー・サイファートさん。
アメリカでは年間4350万トン(10tトラック435万台、といってもピンとこないけど)の食品がゴミとなっているそうです。彼は自ら体を張って食品廃棄問題と向き合っている。
ある日スーパーの裏手にあったゴミ箱を調べたところ、全く問題なく食べられる食品ばかりだったらしい。それ以来彼の食事はゴミ箱から調達した食品になり、家族にも奨めている。
彼は自分の嗅覚を信じ、精肉などは冷蔵庫から出されたばかりの冷たい物だけにするなど、それなりの工夫をしているようです。
そんな生活を基にドキュメンタリー映画を制作して、膨大な量の食品廃棄の現状を訴えています。根底にあるのは、無駄と矛盾を抱える社会を変えていきたいという強い信念です。
モーッタイナイ主義のせらひろも、ザンパンマンを応援します。(真似はできないけど)
がんばれ!ザンパンマン!
【死後をつつしむ】造語
仕事中は私語を慎む、とはよく注意されたりします。
歳をとると自分の死後の事も気になります。
死後をつつしむとは、死んだあとでバケて出るとか、あの世で馬鹿なことをしないように。
・・・というものではありません。
兎にも角にも、残された者に迷惑が掛からないようにしようという事。負の遺産を残すとかね!
あまりにも莫大な遺産を残すのも、トラブルの元になるし・・・今のところその心配なし。
死後を慎む、ム・ム・ムどうすべきか。
(あのねー、生きてる間も慎んでください!!)どこからか聞こえてきそう。
【しあわせな結婚)】
鉄筋コンクリート造は、コンクリート+鉄という最高の組合せで誕生しました。
これを建築界では、しあわせな結婚と呼んでいます。(せらひろだけかも)
コンクリートは、人工の石といった強靭さがありますが、圧縮力には強いものの引っ張りや曲げ、せん断力には少々もろさが露呈します。そこに鉄の粘り強さがプラスされることで最強のスーパー建材となり、多くの建造物に利用され今日にいたっています。
鉄の弱点は空気中での酸化(錆の発生)ですが、アルカリ性のコンクリートが優しく守って防いでいます。そのコンクリートも老化(経年劣化)と共に表面から中性化し、やがて鉄を守れなくなる日がやって来るのです。
せらひろも結婚した当時は幸せだったなー。(今は?) いっ、今も幸せです・・・はい。
【自殺自演】造語
元自衛官の男(67歳)が自作の爆弾で自殺。自宅と自家用車と共に・・・自エンド。
どんな事情があろうと死にたければ勝手に死ねば良いと思うけど、廻りに迷惑を掛ける、と言うより道連れにしようなんて言語道断です。
最初にニュースを見た時には、元自衛官だから爆弾-武器-火薬-軍人などの連想をしてしまいます。
後になって、自宅の焼け跡から火薬を抜き取った花火の抜け殻が見つかった、などという報道がある。なーんだ子供の頃遊んだ、その延長じゃないかアホくさ。
ニュースで事件があって、元○○が・・・と付くのは大体公職が多い。税金で食わしてやってるのに何事だ、と言わんばかり。まあ、庶民の気持ちを代弁してるのかもしれません。
これが普通の民間企業の勤め人だと、元サラリーマンの○○とは言われない、普通の人間で掃いて捨てるほどいらっしゃる訳ですから。
ただし、出世して高給取りになると、元会社役員の○○と言われたりします。
住所不定の○○が容疑者として逮捕される!「やっぱりねー犯罪を犯すのは、そういう人なのよ」と言わんばかり。悪い人間だからホームレスなんだというのは短絡的ですが、報道というのは剣より恐ろしい部分があるような気がします。
建築士の○○が構造計算の改ざんで逮捕などという事件があった。
同業者としては社会的な信用を失ったな〜と、ガックリした記憶があります。
【地震過剰(じしんかじょう)】造語
日本列島のこと・・・ホントに大変なんだよね。
日本の建築構造設計基準は、大きな地震災害のたびに見直され改正されてきました。技術的な成果は確かに上がっているでしょうが、自然は常に人智を超える想定外の猛威で襲いかかります。
日本の構造設計は世界一などと、自信過剰や慢心のないように、技術者として常に精進しなくてはいけませんね。
【死生観(しせいかん)】
かつての酒友 T君が、60になると急に死というものを意識するようになる。やはり近いということか、と言ってました。(72歳で逝ってしまった)
せらひろも、そんなお年頃になって それを意識する事があります。
大人の入り口にいた頃は、生きる疑問で頭が一杯だった気がします。人は何故生きるのか、生きなくてはいけないのか・・・その回答が得られぬまま大人になってしまった。
何故生きるかより、どう生きるか・何のために生きるのか、という方向にシフトしていったように思います。
何のために生きるのか、「何かを残すため」(借金と悔いだけは残したくないけど)
死んだらどうなるか、「無」なんでしょう。(誕生する前のことも分からないし)
世間では脳死が話題になっています。睡眠時というのは、言ってみれば仮死状態(一時的な脳死)とも考えられます。そのまま目覚めなかったら、死んだ事になる訳ですね。
生き物は、日常的に生と死を行ったり来たりしているのかも。
最近のせらひろは、昼間でもウツラ、ウツ・・・・・・・。
ある作家が、朝目覚め 今日も生きてる、と神に感謝するなんておっしゃってました。せらひろはそこまで信心深くないけれど、良く眠れたことには感謝します。
お酒を飲み過ぎて、翌日記憶が無いなんて事があります。あれは、ひょっとして生死をさまよっていたのでしょうか。(フラフラしてただけです)
よく 万死に値する行為なんて言いますが、仮死状態であれば27年位で 万死 です。
※万死 休す 死んだように眠る 眠るように死ぬ
【しばれる】
「しばられる」 の、ら抜き言葉・・・ではありません。北海道や東北では寒さの厳しい折には、この言葉が口にのぼります。
「今朝はまっだはー、す(し)ばれるねー」「んだねー」(今朝はまたさむいねー、そうだねー)
北の地では−20度になる事もままあり、まさに身体がギシギシ縛られるような寒さなのでしょう。
最低気温が氷点下になると、結露した窓ガラスが凍りつくようです。
車のドアも凍ってくっついてしまう!
その日の朝は最低気温−6度、夜のうちに少し雪が降りフロントガラスも凍っている。お湯を掛けて溶かし、いざドアを開けようとしたが開かない!
こんなに硬く凍るものだろうか?・・・その瞬間ドアのロックを解除してない事に気が付いた。
【しょうさいず】
パソコンの誤変換はよくあります。中には思わず笑ってしまうものもあります。
<しょうさいず>を変換すると必ず<小サイズ>となり、男としては「ほっといてくれ!」
・・・と、ムカッとくる訳です。
お前さんに言われたくないワイ・・・しょうさい⇒変換⇒詳細⇒ず⇒変換⇒図・・・詳細図。
アー、めんどくサー!!
【小は大を兼ねない】造語
大は小を兼ねる、とは良く聞きます。
最近は洋便器に座って小をする男子も多くなったとのこと。廻りにとばっちりを出さないという、理には叶っているわけです。
むかし出張先で酒を呑み、突然津波が押し寄せるような便意をもよおし、トイレに駆け込んだ。
その店のトイレは男女兼用、大のブースと小便器が1つあった。
なんと、大は使用中だった!! 子供の頃からお腹がが壊れやすい。
こうなるともうどうしようもない、小便器に向かって・・・。
ズボンは汚れるは、いくら水を流しても・・・。(大に入っていた方の心中やいかに)
心はチジに乱れ、同僚に腹の調子が悪いから先にホテルへ帰ると言い残して去ったのだが
・・・彼らは店の人にこっぴどく叱られ、後始末をさせられたとか。
ごめんなさ〜い!!小は大を兼ねない・・・身を以て経験したからこそ、あえて主張したい。
【女源病(じょげんびょう)】造語
母体が原因で生まれた子に症状が出るのは母原病。最近は夫源病なる病気も話題になっています。会社員の夫が定年退職で家に居るようになると、奥さんの具合が悪くなる。
さて、女源病はどーしょーもない男の病です。それが原因で数々の事件や歴史を形作り、人類の比類ない増加と発展のため、地球規模の問題を引き起こしているような気がします。
決して女性が悪い病原菌だなんて口が裂けても言いませんが、とかく男は困りものです。
イスラム教系の人々は、豚を食しません。豚の繁殖期は20日周期なので、他の動物の1年周期とは異なっています。
そしてそのおぞましくも醜い姿を忌み嫌うが為に、食べてはならない事になっていると聞いた事があります。じゃあ、人間様はどうかと言うと・・・。
イスラムでは女性の姿かたち、肌を衆目にさらす事を禁じています。ブカブカの衣装ブルカというもので、出すのは目だけ、女源病を防いでいる訳ですね・・・ある程度は。
モハメッド(ムハンマド)は、今日の地球的問題をうすうす予測していたに違いありません、預言者ですからね。
せらひろも若い頃と違い寛解(かんかい)といった、完治はしてないけれど(そこが問題!)症状は安定した状態でしょうか。それにしてもまあ、世の中には男にとって刺激が多いこと!!
【身上膨大(しんしょうぼうだい)】造語
身上持ちというのは、金持ち・財産家・資産家をいいます。「身上持ちのいい女房」とは家計のやりくり上手な奥さん。こういう堅実な人と結婚した男は幸せです。
一般的なサラリーマンが生涯稼ぐサラリーは、2億円などといわれます。
あるグループ会社の会長が年間10億円の報酬(実質はその2倍)を受取って訴追などという報道があり、ビックリ仰天。ある所にはあるもんだ、膨大だー。
最近の宝くじは、1等前後賞合わせて10億円なんて宣伝してますが・・・あのー、1億円を10人当たるようにしてもらえませんかねー。(ハズレ狼のぼやき)
針小棒大・・・こちらは些細(ささい)な事を、大げさに誇張していう。物事を実際より大げさに伝え、ありのままを言わない。針ほどの小さく細(ほそ)い事を、棒ほどに太く大きく言うという意味です。(とかく男というものは、自慢したがる輩が多いんだよね)
【信じるものは足をすくわれる】造語
ある会社の社長が「社員を信頼はしているが信用はしていない、信用できるのは家族だけだ」と言うのを聞いたことがあります。(親族経営会社)
聞いた時はその意味(違い)がよく分からなかった。長い経験からの哲学なのでしょうが、簡単に縁を切られる関係と、そうでない者の違いからかもしれません。
その社長は仕事には大変厳しい人でしたが、社員から敬愛される魅力的な人柄の方でした。
人はとかく何かにすがり、心の拠りどころと安心を求めるものです。
せらひろは、日頃薬という物をあまり飲みません。風邪薬も、単にその症状を抑えているだけで治す物ではないという認識です。
一時、東洋医学(漢方)に凝った事があります。
義母との会話の中でそんな薬の話をしたところ、真に受けた彼女は風邪をひいても私の勧めた漢方薬しか飲まず、ついには高熱で倒れ救急車を呼ぶハメになった。
サイ(妻)にこっぴどく叱られ・・・以来私の信用は地に落ちてしまった。
【親郎親婦(しんろうしんぷ)】造語
7月になると、ジューンブライドで新郎新婦となった二人は・・・まさにハネムーン。
ただ、実際の結婚生活は試行錯誤の連続であり、悪戦苦闘といった状況だと思います。
箸の上げ下ろしまで気になったりして。(せらひろも相手がそうだった)
友達というのも機会や縁があって交際がスタートします、新友といっても良いかも。付き合う間にお互いを理解し親交が深まれば親友となり、そうでない場合は離れていくのですね。
結婚し、上手く子ができ、幸せなファミリーを構築して親郎親婦となられん事を祈ります。
せらひろさんちは辛郎辛婦じゃないのかい。(外野から)
・・・と、と、とんでもない、親郎親婦でがす。
【スマホ殺人事件】
家人と夕飯を食べていると。「あなた、今朝良かったわねー。あなたが行ってから人身事故があって、電車が止まってたのよ」「へー、どこで」
「TN駅の踏切で女性が電車に轢かれたの」「でも、あの踏切は駅に隣接してるから運転手が気づくはずだよね。あっ、急行や準急は通過するんだ。でもなんで?遮断機があるよね」
「遮断機の内側に立っていたんだって!」「なに、自殺かい?」
「それがさー、スマホを見てたんだって。周りの人は注意しなかったのかしら。私だったらするけど」「あー今、ながらスマホって多いよね。この間も駅のコンコースでぶつかりそうになった」
「あっ、ひょっとして周りの人もスマホに熱中してたんじゃないのかな!」
「エッ、それって・・・・」
【スン ゴズラ】造語
造語というよりは、東北弁で言うとこうなります。
久しぶりのご本家ゴジラ映画(アメリカ判もあるから)、ゴジラと共に育った世代としては観ない訳にはいきまへん。
しかしまあ、パワーアップが甚だしい(忌々しい)。これでは登場時間が少なくなるのもうなずけます。あのー、四方八方ぶち壊す兵器はどうなんでしょうかねぇ、可愛げがないんですけど。
何のためにお出ましになったのか、サッパリ分からないし・・・。
人智の及ばない災害への対応映画、警鐘映画、批判映画と思えば納得する部分もありますが。
特撮映画に胸を躍らせていた少年にとって、リアルなCGもすごいと思うけど・・・何でもありーので過激になり過ぎるのも、チョット食傷気味です。
アメリカのスーパーマン映画もねぇ。トレードマークのパンツを脱ぐのはまだしも、ビルを破壊してしまうほどのパワーって? 昔のスーパーマンは、空は飛ぶけど目力でせいぜい壁に穴を開ける程度だった、力は機関車よりも強い程度だったんだよー。
今のスーパーマンは、力が強すぎて人類の敵だなんて・・・子供に夢を与えた正義の味方。
ヒーローは何処へ。
【セブンティーン】
新聞の記事で「セブンティーンが45歳」という見出しがあった。そりゃあ まあ誰でもそうなるわな、と読んでみると女性向のファッション雑誌のことだった。
1968年5月に創刊、当初は週刊誌だったがやがて隔週刊(月2回)になり、現在は月刊となって2013年2月で1500号だそうです。
せらひろも、当然創刊当初からその存在は承知していたけど、「セブンティーン」が13歳から19歳の七つのティーンを対象にしたものである事は知らなかった!17歳の女性向けとばかり。
まさに、目からコンタクト・・・いやウロコ。ブリジストンとかサントリーなどの名前の由来は、得意になって説明したがる方がいて「へーそーなの!」と感心して聞いていたが、これは落とし穴でしたね。誰も教えてくれなかったし。
話は変わりますが「女性自身」という名の女性誌も、常々不思議に思ってます。「男性自身」というとすぐイメージが湧いてしまい、命名はちゅうちょするせいか存在しないんだけどね!
【せんしゃ雨】
7月7日は七夕ですが、前日つまり7月6日に降る雨をこう言うそうです。せんしゃの意味は「 洗車 」彦星さんが牛車を洗うので、その水が落ちてくるそうな。新聞のコラムに書いてありました。
コラムニストは九州の大雨被害に寄せ、洗車ではなく戦車と表すべきか、と結んでいらした。
話を戻しますが、前日に雨が降らない年は彦星さん、車を洗う必要がなかったのかな、つまり車を使ってなかった。
逆に洗う必要があったという事は、どこかに行ってらした???。どこに行ってたのかなー。
七夕の当日に雨が降る年もあるとすれば、織姫さんの涙かもしれないねぇ。
彦星さんよー泣かしちゃだめでしょーなんて、人間界の俗判断をしてはバチがあたるかな。
【線状頭頂帯】造語
最近の天気予報で、線状降水帯が発生する恐れがあるので注意が必要!などというのがあります。
以前は集中豪雨と言われていましたが、気象観測衛星の情報処理によって雲の動きをビジュアルに表現、予測や予報もかなり正確で分かりやすくなってきましたね。
それにしても、異常気象による被害が著しい。地球温暖化は人類の責任であるのは明白、他の生き物にはご迷惑を掛けて恐縮です。
さて線状頭頂帯・・・説明するまでもなく、頭のてっぺんに関する事象である事は明白です。
かつてはバーコードなどと表現される事もありました。
いかなる個人的な努力を重ねても、親の因果が子に報うとの例え通り・・・なるようにしか、ならないのですねぇ。
遺伝的な要因が多と思われますが、まあご先祖様を恨んでも仕方がない。線状化が、やがて砂漠状態になろうとも、謹んで運命を受け入れなくてはなりません。
直射日光による直火焼きや、寒い時期に頭から風邪をひかないよう、防御するしかありません。
ああ、男性ホルモンが足りない!!
【占有離脱物 横領罪】
以前、ゴミ置き場に置いてある家具を貰ってきて生活が成立ってる、なんていう外人の方の話をテレビで観た事があります。
何でも使い捨てといった日本の風潮を、ある意味批判的にとらえていたのかもしれません、リサイクル精神です。(最近はSDG's)しかし、厳密に調べてみると法的には問題がありそうです。
明らかに捨てられた物は、民法上動産の無主物(何人にも所有されていない物)となります。
動産の無主物は、これを占有することで所有権が生まれ占有物となります。
(不動産は占有しても所有権は発生しません、不動産の無主物は全て国のもの)
では、ゴミ置き場の無主物を勝手に占有して利用しても良いのか。
答えはノーなんですね、占有離脱物横領罪に問われます。
道路などにある置場は、回収処理をする自治体の管理下にあり、特に資源ゴミなどは有価物です。集合住宅などのゴミ庫にある物は、管理組合ないしオーナーの管理物なので勝手に持出すと罪に問われます。
新聞紙やアルミ缶等の資源ゴミを専門に狙う輩もいて、問題になっていますね。
モッタイナ〜イ精神を発揮して、捨てられた物を勝手に再利用するのは、アブナ〜イ、ヤバ〜イという事になります。
【総括役】
1970年頃、盛んであった学生運動が落ち着きはじめ、過激派と言われる連中が下野してゲリラ活動に走っていた。れんごー赤○○とか、かく○○派とかいう団体名で世間を騒がせていたが、群馬県の山中で武闘訓練中に「そーかつ」という名のリンチで犠牲者が出るという事件があった。
内部抗争で総括をしていたのは女性リーダー。
若かったせらひろは、益々女性恐怖症になるのでした。
最近政府の要人が「1億そーかつやく」なんて言うので、誰がそんな役を務めるんだろうとビビッたが、総活躍だった。聞き違いに敏感な世代もいるのです。
「1億総 大活躍」と言ってほしかったなー。
しかしながら全国の人間が活躍するのは良いけど、中には悪い事してる人もいるから一斉に呼びかけても、いかがなものかと・・・ウーン。
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た行
【大根行列】造語
信州長野の善光寺は、何度も行ったことがあります。サイ(妻)が日本画家・東山魁夷の熱烈なファンで、善光寺の近くに美術館があり、是非見たいと二人で出かけた事もあります。
お参りを済ませ、ベンチで休んでいると、修学旅行らしき女子高生の一団がゾロゾロと歩いて来ました。皆さんお揃いの制服・ミニスカート。
「イヤー、大名行列ならぬ大根行列だなー」 と言ったら、隣の大根に蹴飛ばされた。
「あれっ、大根おろしたの」・・・それまでサイは脚を組んでいた。
またまた、大根が飛んできた。イデッ!
【タイトル】
ネット・ニュースのタイトルに「韓国海軍破綻 日本勢に流れ弾」なんてのがあった。
日韓合同演習で事故でもあって、韓国軍にとんでもない事が起きたのかと、記事を読んだら「海軍」ではなくて「海運」だった。
大手の海運会社が倒産の憂き目にあい、日本の関連企業も影響を受けているという内容でした。ハ、アー?ってなもんです。
流れ弾なんて表現をするから勘違いするんだよ。まあ、それでなくてもオッチョコチョイなんですが。週刊誌のタイトルも読者を欺く表現が多々あります。気を付けネバーね。
【だがや】
名古屋人の使う、接尾語:だがや(だがねーと言う場合もある)。何々でしょうという意味。
名古屋の友人とテレビ塔の前で会う約束をした折、場所が不明なので友人に聞くと。
「栄(さかえ)だがや!」
東京には千駄ヶ谷という駅があります。名古屋駅に着いて、タクシーの運転手に行先を聞かれた。
「さかえ駄ヶ谷!」 「ん?・・・」
【だじゃれ】
耳で聞いた時はおもしろいけれど、文にすると存外おもしろくない、というか馬鹿々しいだけかも。せらひろが小学4年の時、みんなの前で落語を披露した事があります・・・ていねい語の話。
えー、世の中には「お」を付ければ何でもていねいになる、と勘違いしてる人がおりますな。お菓子、お話、駅の窓口で「お奈良行きのキップ!」・・・おあとが宜しいようで。
えーっ それだけ?(おあとのネタがなかった!)
【タフガイに刃物】造語
道具をもってしても、かなわない事。あるいは、しない方が良い事の例え。
最近「 人を殺してみたかった 」などという単純な動機による、いたましい事件が目につきます。まさにキチガイに刃物・・・そして何の落ち度もない、力の弱い立場の方が犠牲になります。
銃社会のアメリカでは、事件のたびにその規制を求める声があがりますが、刃物は裾野が広過ぎ、身近にあり過ぎなので規制するのは難しい。
犯罪の根絶は無理かもしれないけれど、犯罪を犯さない人間を育てることが肝要なんだろうね。
野菜不足がストレスの増大を招き、攻撃的になる傾向があるようです。
「キチガイに葉物」というのも良いかもしれない。皆さん、緑黄色野菜を沢山とりましょう。
【だらー】
ドルの英語読み、ではありません。
三河(愛知県)地方で使う、接尾語だらー。何々「でしょう」という意味で使います。
隣接する遠州(静岡県)地方も使うようです。せらひろ の故郷は三河なので、この接尾語を聞くと何故かデレーッとしてしまいます。(そうだらー)
同じ三河の言葉で、何々「しましょう」という意味の何々「しまい」というのがあり、知らない人は戸惑うと思います。(やらまい、いこまい)
「お金が入っただらー、お酒でも飲むまい」・・・えっ、飲まないの!
【稚貝がわかる男】造語
以前テレビで、アワビの稚貝をチェックする人が紹介されてました。
昔のCM(ダバダーで始まるコーヒーの)見た人でないと、このシャレは分からないかも。
(ダジャレだ・よ!)酒友のSは、カップルを見ると二人が出来ているかどうか分かるらしい、ツガイが分かる男。(なまってない?)
【巷のおズサンたち】
女優の山田優さん(27)が結婚報告会見で、新郎で俳優の小栗旬さん(29)からの手紙を読み上げる際、「何卒(なにとぞ)」のところを「なにそつ、お手柔らかにお願い申し上げます」と読み間違えてしまった。
それがウケてその後ワザと「なにそつ、よろしく」なんて言うのが流行ったようです。
しかし、ユーモアを理解しないオジさんには言わない方が賢明でしょうね。
「今よー冬季オリンピックやってるべ、ソツってどこの国なんだ?」昼食をとっていると、3人のオジさんが会話しているのが聞こえてくる。(東北にて)
「ソツはー、確か中国だべ!」「何言ってるだ、ソ連だよソ・レ・ン!」「あっ、そっかー」
仕事をソツなくこなすのは重要です、ズサンな仕事はプロとしてあるまじき事。
あのお三方も、きっと仕事はキチンとしているとは思いますが、笑えるおズサン達でした。
【着信音】
携帯電話はニガテです。元々迎合するのが嫌いなほうで、なるべく人と同じ事はしたくない主義だった・・・つまり天邪鬼(あまのじゃく)。
無線通信機なんかに縛られたくない、と抵抗していたんだけれど仕事上やむなく持つハメに。
(今はスマホ・・・猫も杓子も持ってる、金かかるし!)
しかし、ところ構わず突然けたたましく鳴る携帯電話は、本当に心臓に良くないですねぇ。
前に居た会社で、席に居ないA君の携帯電話から突然 「いやだんべぇ、いやだんべぇ」 という声が?それが又、彼の低くくぐもった声にソックリ。
多分、着信音に自分の声を入力したんだな、電話を取るのをちゅうちょする表現をしてるんだな、若い人はさすがに違うねー、なんて感心してた訳です。
ちなみに 「いやだんべぇ」 というのは上州弁です。「そうだんべぇ(そうでしょう)」 とか言います。群馬県の前橋では「だんべぇ踊り」という、よさこいソーラン踊りのような楽しい踊りもあるんです。
向かいのB嬢にその話をし、再び「いやだんべぇ」が始まった。
「ねぇ、そう聞こえるでしょー」と教えると、彼女は大笑い、しばらく笑いが止まらない。
それでなくても彼女は笑い上戸、職場に明るさをもたらす存在だった。
「課長!」彼女は笑い涙を押さえ「それってYou've Got Mailですよ」「ユーガッタメール?」
「でも、いやだんべぇ、って言われると、そうとしか聞こえませんね」 と彼女。
「そう言えば、朝の電車で夕方メールと聞こえて不思議に思ってたんだよね、
You've Got Mailかー!」「それって、今思い付いたオヤジ・ギャグじゃないんですか」
「あはっ・・・バレましたか」
【ちゃっと やりん】
せらひろが生まれ育った三河弁です。「ちゃっと」と言うのは「早く・サッサと・素早く」という意味、「やりん」と言うのは「やりなさい」という意味。
幼い頃に母から家の掃除とか言いつけられて、よく注意されたものです。
最近、AIによるチャットGTPに関するニュースを見かけます。こちらのチャットはChat、英語で雑談のこと。ネットワーク上で通信回線を利用し、相互に会話を楽しむということですね。チャットGTPは人間の質問に対し、まるで人間のように自然でクオリティの高い回答をするそうな。
便利になったとはいえ、著作権やプライバシーの侵害が問題。利便性と危険性は諸刃の剣ということか。技術の発展は、人類に多大な恩恵を与えてきた歴史があります。ただ、逆に多くの弊害を生んだ事も事実ですね。
かつてSFの世界だった事柄が現実として展開している時代です。
人工頭脳に人間頭脳が負けないよう・・・ちゃんと やりん!なんて。
【長寿のお祝い】
人は死ぬまでは生きていなくてはならない・・・当たり前だけど。
先日、家内の友人のお義母さんが108歳で亡くなったそうな。
ここ数年は施設に入っておられたようですが、口が達者な方だったみたい。
まあ人生100年時代というけれど、見苦しく老いてゆくのは避けたいものです。
とはいえ、昔から長生きはメデタイ!という日本の習慣、どんなものか調べてみました。
(まあ、祝ってくれる家族等がいればの話になる訳ですが・・・)
■還暦(かんれき) 祝いのカラーは赤色
61歳(満60歳)を迎える年にお祝いをします。60年で十干十二支(じっかんじゅうにし)が一巡して、もとの暦に還る事に由来する。
赤いちゃんちゃんこを羽織るのは、赤子に戻りもう一度生まれ変わって出直すという意味。
(できればやり直したい!)
■古希(こき) 祝いのカラーは紫色
数え年で70才を迎える年にお祝いをします。(首や肩の骨がコキコキするようになる?)
昔は70才まで生きるというのは珍しく、古来稀なるという事からのようです。
■喜寿(きじゅ) 祝いのカラーは紫色
数え年で77才を迎える年にお祝いをします。
「喜」を草書体で書くと「上に七、下に七が二つ並ぶ形※変換不能」。分解すると「七・十・七」に読めることが喜寿の由来のようです。
還暦(61歳)や古希(70歳)は中国伝来の考え方ですが、喜寿は日本発祥のお祝いです。
続く傘寿(80歳)や米寿(88歳)も同じく日本発祥で、室町時代末期に生まれ、江戸時代以降に広まったとされています。(寿命が伸びたか!)
■傘寿(さんじゅ) 祝いのカラーは黄(金茶)色
数え年で80才を迎える年にお祝いをします。長寿をお祝いする日本の伝統行事の一つです。
傘寿のお祝いの由来は、「傘」という字の略字を縦書きにすると八十に見えるからという説。
傘が広がる様子を八の末広がりに例えた。などの説が言われています。
■米寿(べいじゅ) 祝いのカラーは黄(金茶)色
米寿とは88歳のことをあらわします。
なぜ米寿と言うのかというと、「米」という文字を分解すると八・十・八という文字になる。そのことから、この呼び方が付けられたと言われています。(薄い茶色の事ではありません)
■卒寿(そつじゅ) 祝いのカラーは白・紫色
数え年で90歳を迎える年にお祝いをします。「卒」の字の略字「卆」が九十と読める事に由来。
■白寿(はくじゅ) 祝いのカラーは白色
数え年で99歳を迎える年にお祝いをします。「百」の字から一を引くと「白」になる事に由来。
■百寿(ももじゅ) 祝いのカラーは白・桃色
数え年で100歳を迎える年にお祝いをします。100歳である事から百寿(ひゃくじゅ)とも。
あるいは紀寿(きじゅ)ともいう。紀は一世紀100年を表す事から。
【猪突妄信】造語
猪突猛進という言葉は、いかにもエネルギッシュですが。
・周囲の人のことや状況を考えずに、一つの目標を目指して猛烈な勢いで突き進むこと。
・目標に対して、向こう見ずに行動すること。
などと周りの事を気にしなかったり、何も考えずに行動する。大した考えもなしに他人の迷惑なども考慮せず行動するという風に捕えられています。
どこかの大統領かい!・・・でもイノシシさんに申し訳ない。生きてゆくのに精一杯なのにね。
目標に向けひたすら前進するという意味ならば、勇往邁進(ゆうおうまいしん)という言葉があるようです。ひたすら自分自身を信じ、イノシシさんのように突き進む!
そんな前向きな?猪突妄信人生もあるかな。(回りは困るかも)
【ツマリがひどい時】
妊婦さんのツワリは、個人差があるにしろ辛く苦しいもののようです。経験した者でなくては理解できませんが、男には到底わかりようがありません。
本題に戻りますが、せらひろは下痢症なので、それこそそれにまつわる数々の武勇伝と事件・事故がありました。しかーし、齢(よわい)60にして初めて糞(フン)詰まりを経験したのです。
そしてその苦しみは、下痢の数倍はあろうかと。下腹部の重い痛み、肛門から頭に突き抜けるような衝撃・・・つまり何時まで経ってもスッキリしない訳です。
学生の頃、便秘症のY君が自らの手でかき出したという話を思い出し、意を決してチャレンジすることにしました。毎日使用している痔の軟膏を指に塗る。
いざ敵陣へ・・・悪戦苦闘の末なんとか取り出した。
あー、何か無理矢理オカマを掘られたような感覚、食欲もなく丸一日食事をとることができなかった。 もーイヤッ!(カンチョーがある事を忘れてた)
【手洗い】
小学5年生で初めて家庭科の授業があった。
担任ではなく専門の女先生だったが、七色パンティーって毎日替えるから1週間分なんです。などと説明するユニークな方だった。
衛生の話の中で、大腸菌はトイレットペーパー(当時はチリ紙)を8枚重ねても通る位小さいので、必ず手を洗わなければいけないという説明があった。
この間、テレビでも同じ事を言っていたが、ハタと気が付いた。大腸菌が8枚の紙を通過するには、ある程度の時間が必要なんではないか。
菌さんに瞬間移動の能力があれば別だけど、通過する前に捨てれば問題ないんじゃないかねぇ。
こんな事に気が付いて、家庭科の先生に反論するような子であれば天才と呼ばれたんだろな。
天才は忘れた頃にやってくる、凡才は忘れた頃は枯れている・・・けだし名言。
あっ、トイレの後は必ず手を洗いましょうね。どこで汚れているか分からないから。
【出たきり老人】造語
認知症のせいか、家を出たっきり行方(ゆくえ)しれずのお年寄りのこと。
恐らくどこかで第2の人生を送っていらっしゃるか、終わっているものと推察されます。
サイ(妻)の父上はガンを患い寝たきりになって1年あまり入院後、小さくなって旅立ちました。
とにかく、人並み以上に心臓が丈夫だったとのこと。
象は弱ると群れを離れ、特定の場所でひっそりと死を待つようです。
自分がどんな死に方をするのか予測はできませんが、願わくば寝たきりより出たきりに・・・。
【出る脚(あし)に打たれる】造語
最近の若い女性はやたらと脚(あし)を露出したがるようです。
寒さの厳しい東北の都市においても、あちらこちらで綺麗なおみ足がカッポしています。
ズボンの下に股引を装着している身にとっては、冷えないんだろうか?と余計な心配をしてしまいます。さすがにスカートではなくて短パンの場合もありますが、だからこそ露出度も半端ない訳ですね。(差別化や顕示慾が底にあるのでしょう)
流行とはいえ男の方はドギマギしているのではないでしょうか。
小心者のおじさんは目のやり場に困ってしまい、ついつい目をそらしてしまうのですね。
・・・そちらの方に。(スケベなおっさんでしょ!)
仙台のある冬の日、会社に向かっていると前方にアベックが並んで歩いていました。
驚いたのは彼女のファッション、薄手のハーフコートから濃紺のタイツを穿いた脚が出ていて、左側のお尻が半分露出状態!右側には柔らかな布が斜めに垂れている。
ファッションショーにあるような、さぞかし奇抜なドレスでもお召しになっているんだろうなと思っていると、そのうち左手がコートの中に・・・布の片割れを引き出し、スカートに整えた。
あっ、タイツを上げた時にスカートの端が引っ掛かってたんだ!
何事もなかったように歩く彼女の心中やいかに。
しばらく衆目にさらしてしまった半ケツ?大変お気の毒に。
こちらも大変目の保・・でなくて、目の毒でした。
【天下霧笛の男】造語
「何考えてるのボンヤリしてー。あなたって何時もボーッとしてるわね」 食後の片付けが終わったサイ(妻)が話し掛けてきます。
「ボーーッ」「何それ」「霧笛です」「アッハッハ長生きするわ〜まったく、天下霧笛の男よね。どうせイヤラシイ事考えてたんでしょ!」
「ナッ、ナッなんて事を。じっ人生いかに生きるべきか、考えておったのに!」
【天才は忘れた頃にやってくる 凡才は忘れた頃は枯れている】造語
・・・・・・。
【電車の中の降りない面々】
歳を取ると、やはり通勤電車で立ちっ放しでいるのは辛いものです。
ぎっくり腰を5回ほど経験した身では、なお更です。
若い頃には眼中になかった席取りに気を配ります・・・背後の席が空くこともあるんだよね。
この駅は乗り換え客が多いから、この車両でこのドア付近。
寝てる人が起きると、次の駅で降りる可能性が大!。
しかし目の前に座ってる人ではなく、左右の席が空いて他人に座られたりすると、残念無念!
ある日、前に座る女性がスマホで聞いていたイヤホンをはずし、コードをまとめだした。
ラッキー!降りるんだ(ルンルン)、と思ったらバッグにスマホを片付け、文庫本を取出して読み始めた。ゲッ、取らぬ狸の皮算用、ぬか喜び、フェイントだった。
駅が近くなったら、人に期待されるような行動は厳につつしんでもらいたいものです。
お願いします!!
【動体視力】
ヒトの脳は、情報の80%を目から得ていると聞いたことがあります。
せらひろも子供の頃から視力は良くて、40歳までは両眼とも1.5(自慢だった)。
軽い遠視と乱視の影響で目が疲れやすく、小6からよく結膜炎を患っていた。
医者の勧めで20代の始めから矯正用のメガネを掛けた。
近眼はただ見えないだけだから目に負担はなく、軽い遠視は見える(無理をしてる)ので疲れやすい。むしろメガネが必要なんだと言われた。確かに、以来結膜炎を患ったことはないのです。
さて動体視力ですが、DVA動体視力(DVA:Dynamic Visual Acuity)とKVA動体視力(KVA:Kinetic Visual Acuity)があるらしい。
DVAは横方向に動く物を識別、KVAは前後に動く物を識別する視力。
まあ動物が獲物を狙ったり、外敵から身を守るといった目的には必要な能力なのでしょう。
動く物は、目的に係らず気になります。
自動車のルームミラーに飾りをぶら下げたりするのは、運転に支障をきたすと言われました。
動く物に慣れてしまい、とっさの行動に対応が遅れるという事です。
最近、インターネットを利用していると画面上の広告が煩わしい。
以前は静止画だけだったのに、スライドショーになったり広告表示が順次拡大したり、動画だったり。 気になって肝心の読みたい内容が頭に入らない、仕方なく画面を小さくして広告を見えないように。 歳を取ると動体も静体も視力が落ち、老眼鏡のやっかいになります。
完全に見えなくなる前に、できるだけ沢山の美しいものを見ておきたいものです。
【途端の苦しみ】造語
新聞の広告欄に、ある週刊誌の見出しが目に入った。「人生は最後に間違える」
・長男に財産を分けた途端の悲劇
・老人ホームに入った途端の悲劇
・家を売って小さなマンションに引っ越した途端の悲劇
・妻に先立たれた途端の悲劇
・子供と同居を始めた途端の悲劇
・仕事をやめて悠々自適になった途端の悲劇 ほか
これは途端の苦しみと言うべき問題ではないだろうか。
これは妙齢の男子諸君への警鐘にほかならない、せらひろ も気をつけねば。
しかし、どれもあてはまるものがない、くだんの週刊誌を買う必要もなかった。
しかしまあ、言わんとするところは大体想像できるのではないでしょうかね。
昔から「塗炭の苦しみ」と言うと堪えがたい苦痛を意味します。
炭鉱で働くことの大変さを表わしているのかな。
仮設住宅の屋根は、だいたい鉄板葺きとなっています。今では断熱が考慮されていますが、それでも夏の日差しは堪りません。熱中症が心配になります。
昔は断熱材もなかったので、日差しの熱や雨の騒音と凄いことになっていました。
こちらは「トタンの苦しみ」でしたね。
【隣り合ってる 怒鳴り合ってる】
都会は人が多い・・・あたり前だけど。
個体間距離というのがあるそうで、生物にはそれぞれ生存に適した距離があるようです。
それを考えると通勤電車に詰込まれた我々は、ストレスで一杯いっぱい。
普段穏やかな人も、昨日から面白くない事があったり、出掛けに家族と衝突したなんて朝は、心中穏やかではいられない。
元々攻撃的な性格の人も中にはいます。そんな人同士がたまたま隣り合うと大変。
「なんで押すんだよー!」「しょうがねーじゃねーか!」・・・。
突然込み合う電車の中で怒鳴り声が。(女性同士の場合もあるんだよね、あーコワー)
お互い様なんです、しばし我慢しましょう。
【曇天の軋轢(どんてんのあつれき)】造語
晴天の霹靂(せいてんのへきれき)という言葉があります。思いもかけない、予想だにしない事が突然おこる事ですね。青空である晴れた日に突然雷鳴がとどろく・・・。
では、曇天の軋轢(どんてんのあつれき)とは何でしょうか。
そもそも雲というのは、上昇した水蒸気が冷えて凍った微粒子の集まりです。
その微粒子は核となる物質が必要で、核に水分が付いて微細な氷ができ、徐々に大きく重くなって地上に降り注ぎます。
気温が高ければ溶けて雨になり、低ければ雪や雹(ひょう)となるのですね。空に舞い上がる微粒子、植物の花粉、砂漠の砂ぼこり、火災の煙、煤煙、火山の噴煙、ウイルスの死骸もあるかも。
色んな種が集まれば、当然軋轢があるのは想像に難くない訳です。
何だあの黒い奴は。この頃黄色い奴がはばを利かせてるじゃないか。あの白い奴気取ってるよなーなんてね。ガラガラ・ドーンなんて大きな雷鳴は、怒鳴り散らしている声か。滴り落ちる雨は口角泡を飛ばす唾(つばき)か。いじめられて泣いた涙か。
何もない晴天もカラッとして気持ち良いのですが、色んな形・色の雲も見ていて飽きません。願わくば、水害の起きない適度な水の恵みを。
【どんと祭】
1月に東北で盛んに行われます。三百年ほどの歴史があり、正月飾りや古神札等を焼納する正月送りの行事です。「ドンド焼き」 というやつだね。
仙台のどんと祭は毎年1月14日、有名な大崎八幡宮でもあったので、仕事を早々に切り上げ見に行きました。この八幡宮では 「松焚祭(まつたきまつり)」 と言うそうです。
ここで珍しいのは 「裸参り」。もともと厳寒時に仕込みに入る酒杜氏が始まりだそうです。
白鉢巻き・白さらしを巻き、口には私語を慎む為に 「含み紙」 と呼ばれる紙をくわえ、右手には 鐘・左手に提灯を持ちゾロゾロと(今年は3千人が参拝したとのこと)。
女子にあっては白衣1枚の着用が許され(ムムッ 1枚!)・・・という神聖な儀式であるが故に、これは見なければと勇んで行ってみた訳です。
こちらは完全防寒態勢で、気温は0度になろうかという中・・・(アレッ 1枚じゃないぞー 反則だー 偽装だー!)ただただ、傍観しておりました。
不埒なおじさんの心根に天罰がくだったのか、翌日は鼻がグシャグシャになってしまいました。
鼻水が、どんと出た。
な行
【内部告発】
息子が3歳の頃、二人で公園のトイレに入った。
トイレから出ると、「 お父さんたら、手を洗わないんだよー 」と妻に告発された。
「やーねー!」「だけど、オシッコかかってないし」「汚い物 触ってるでしょ!」
「あのー、決して汚い物じゃないんだけど〜」
しつけの厳しいお母さんの手前、仕方なく手を洗いに戻った。
だがしかし、息子にチクられたのが・・・ショックだった。
【泣く子と施主には勝てない】造語
ここで言う施主とは建築主のことです。(お坊さんの世界にもあるけど)
建設会社や設計会社にしてみれば、お金を頂くお客様の言う事は絶対です。しかしその内容は、あくまでも契約した範囲のはず・・・ダダをこねる子もいるんだよね。
【泣き虫】
せらひろは、小さい頃 随分泣き虫だったような気がします。
両親の喧嘩が絶えないと、子供は不安で一杯になるものです。子供にとっての世の中は、殆んどが家庭で占められているからです。
世界中が争い事で満たされていたら・・・切ない。
4歳位の頃、帰宅の遅い父を待つ間、母は私に不満やら愚痴を 泣きながらこぼしていました。聞く方は、ついもらい泣き、その事を含めて、母は帰ってきた父に哀訴します。
今度は父に「男の子がそんな事で泣くんじゃない」と叱られ、悔し涙を流す始末。自分は将来、子供の前では夫婦喧嘩はしまいと、心にしまい込んだのでした。
テレビが自宅にお座りになったのは、小学3年か4年位の頃(1600年代)だろうか。
それ以前、平成天皇が皇太子であられたご成婚パレードは、隣の家にあったテレビで見たし、相撲中継は床屋の広縁で近所の子供達とワイワイ見た覚えがある。
母は、テレビドラマを観ながらよく涙を流していた。子供心に「なんでこんなシーンで泣くんだよー」なんて内心バカにしてしていた。
自分が歳をとってみると、チョットした事でウルウルしてしまい、家人にバカにされる自分がいる。感受性が強いのは、母譲りだった。
【ナゲモン焼き】造語
ナゲモンを検索してみると、アクションパズルRPG『なげモンクエスト』(略して『なげモン』)がヒットします。
モンスターを投げてステージの敵を倒しながら、広大な世界を冒険していくゲームらしい。しかし、おじさんはゲームに全く興味がないのですよ。(昔インベーダーゲームはやったけどね)
ここでのナゲモンは全く違います。
ナゲモン焼きは、ホルモン焼きの類語です(勝手に)。
関西では捨てる事を「ほうる」といいます。(せらひろ の故郷、三河では 「ほかる」 と言っていた)本来捨てていた内臓を味付けし、焼いて食べた「ほうる物焼き」が「ホルモン焼き」となって全国に広まったという訳。
そして何やら体のホルモンに引っ掛けて、滋養によかろうというイメージを与えているのですね。
東北や北海道では、捨てる事を「なげる」といいます。
なので「ホルモン焼き」は「ナゲモン焼き!」・・・だから何なの!
【なるように なる】
なるようにしかならない では無くて、なるようになる だよ。(恩師ナイトー先生の口ぐせ)
【忍者のかまえ】
子供の頃(1960年代)、テレビで忍者が登場するドラマがありチョットしたブームになってました。チャンバラごっこでも忍者のかまえで刀を持ったりして。
あれは素早い動き、狭い場所での闘いに有効な剣術なんだろうな。しかも、相手に対し刀を隠すようなもので、つまるところ非常に卑怯なやり方な訳です。
まあ、それが忍者人生なんでしょうが。
雨の日、梅雨の季節は特に、通勤などで混雑する駅のホームやコンコースで、傘を忍者かまえする(後ろに向ける)人がいて危ない目にあいます。
しかも歩く時に手を振るものだからヒヤヒヤ物です。階段を昇っていて目の前にそういう人がいると、「無礼者!」と持っている傘で叩き落としたい衝動にかられます。ググッとこらえますが。
かように、周囲に対する気配りに欠ける人は、常に他人と衝突するリスクを負って生きているんだろうけど。まあ、反面教師とするしかないのかな。
【ねちゃうま】造語
「めちゃうま」は「めちゃめちゃうまい!」あるいは「めちゃくちゃうまい!」の略です。
「ねちゃうま」は「ねちゃねちゃしててうまい!」あるいは「ねちゃねちゃがうまい!」の略。
人間を含め動物は外皮に覆われていますが、身体の中は粘膜が覆っています。その粘膜は粘液に守られているのです。(映画に出てたエイリアンの粘液はスゴかった)
よく粘り気のある食べ物は身体に良いといわれ、その成分も明らかになってきたようです。
ネバネバした物が即粘液の材料になる訳ではないでしょうが、多少の関連は疑いたくなります。
「この納豆 ねちゃうま!」 「このオクラ ねちゃうま!」 「このトロロ ねちゃうま!」
オジサンが叫んでもサマにならないので、可愛い女の子にでも口走ってもらいたいものですな。
ところで、「ねちゃイケ」というのは 「寝ちゃーイケない!」 の略です。(嘘!)
【寝ても立ってもいられない】造語
ぎっくり腰のことです。
これは、経験した方でないと分からないでしょうね。
ひどい時は寝てるのもつらい、猫のポーズをしたりします。
初体験は50代のはじめ(2004年)、年に5回位のペース。何らかの原因があっての事、諦めて付合うしかありません。西欧では魔女の一撃と言うらしいので、同じ症状があるのでしょう。
日本人によくある肩こりという概念が無いのとは、対照的です。
最初は、会社で宅配便に出そうと机にあった荷物を持ち上げた瞬間、腰に違和感・・・アタタ!!
初めての経験なので何が起こったのか理解不能、突然腰を動かすことができなくなってしまった。
酷いのは、トイレで朝のおつとめを済ましてパンツを上げようとしたら・・・アレッ?
家内に助けを呼ぶ羽目に!!
肝心要(かんじんかなめ)と言いますが、かなめというのは腰の事かもしれないね。
皆さん、腰痛には要つういです。
【ネバネバベキベキ症候群】
幼なじみのK子ちゃんに教わった病気の名前。
世の中には、こうあらネバとかこうあるベキとかいった思いにとらわれ、自分を見失う人がいる。
あまりにもこだわり過ぎると、病気になるそうです。
せらひろ も、理想の夫はこうあるベキだという思いにこだわり過ぎかな!
・・・どこがじゃ・・・イテッ。 ネバァ〜 ギブアップ!!
【ねばリスト】造語
何事も粘り強く取組み、努力して成果をあげる人の総称。
体力勝負に限らず生まれ持った能力には差があるので、天才といわれる恵まれた方には、凡人はとても太刀打ちできない。しかしながら天才であっても限界に挑戦し努力するから、それなりの成果と栄光を得られるのでしょう。
あーせねば、こーせねばと念じてるだけで一向に行動しないねばリストもいるかもしれません。(自分もそうだけど)納豆や長芋みたいに粘り強く、頑張って生きていきたいものです。
めざせ!!金ねばリスト。
【能代(のしろ)のバス】
能代(秋田県)駅前からバスに乗った時の話。
目的の建物に近づいてきたなーと思っていたら手前で左折してしまいます。
どんどん遠ざかっていくので「あの〜、このバス何処へ行くんでしょうか」と運転手に聞くと。
「どこさ、いぐんだー」「何処々ですけど」「あーこれに乗ってて、大丈夫だー」
(大丈夫って、相当離れてるけど、料金も上がってるべさー)
しばらくすると、あれっ建物が遠くに見えてきた。
そっかーこのバスは循環バスなんだ、でも料金が?
あれっ、下がってる!所変わればバス変わる、不思議な体験でした。
【ノーヘル症】造語
毎年秋になれば、ノーベル賞の受賞者が発表されます。
長年の研究成果、新しい発見、社会貢献など世界的に評価された方々が受賞されます。
凡人にはとうてい縁のない賞ですが、さてさてノーヘル症・・・凡人も天才も聖人も歳を重ねれば分け隔てなく受症、じゃない発症する病かな。
かつては老人性痴呆症などと言われ、現在は認知症と呼ばれる。
70代に突入したわが身も、人の名前が出てこない!しまっておいた物のありかを思い出せない!
言われた事を忘れている!最近の記憶より昔の思い出が鮮明によみがえる。
なんだかなー、脳みそが傷んできたのか減ってきたのか、これが脳減る症のさきがけ・・・かも。
しかし、死ぬまでは生きてなければならない。
ノーヘル症でも、おだやかな、幸せな人生であらんことを祈ります。
【ノーマンデイとアル禁曜日】
お酒、つまりアルコールは習慣性・中毒性の物質と言われます。
アルコール依存症になる可能性がある訳ですね。
毎日夕食時に1合のお酒をたしなむ、100歳のお婆さんを紹介する番組を見たことがあります。
その方は、たまたま運良く長生きされたのでしょうね、最近「酒は百薬の長」というのは疑わしく見られる傾向にあるようです。
せらひろも酒好きの部類なので酒の効用を掲げ、たしなんでいる口です。
家人は、週休2日にして休肝日を作りなさいと命令口調。ああ、身体の心配をしてくれているのだなと良い方に解釈し、とりあえず週休2日を設定しております。
しかーし、曜日を決めておかないとついつい休みが休み勝ちになるので、月曜と金曜を休肝日と決めました。つまり、飲ーまんデイとアルコール禁曜日・・・覚えやすいのです。
シャルウィ断酒!!
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は行
【白線ジワ】
通勤電車で座っているオジサンが眠っていた。
良く陽に焼けてかっぷくもよかったが、額に3本の白い線が描かれていた。しかもかなり太い!
最初は何だか分からなかったが、時折目を覚まして顔を上げると白線はシワに埋もれて見えない。
シワの中は紫外線が届かず、焼けずに白い地肌が残っているのだった。
ご本人は鏡を覗いてもシワしか見えないから気が付かないんだろうね。
目をつむれば現われる・・・白線3本。
家に帰って鏡を前にし、額のシワを伸ばしてみると・・・アララ白くなってる。
いけないイケナイ、これ以上陽に焼けないようにしなくては。3本どころか4本あった。
【麦秋(ばくしゅう)】
麦秋(ばくしゅう)について詠んだ詩があり、新聞に解説が載っていた。
麦酒はビールの事だけど、麦秋は5月頃を言うらしい。
米の田植え前に、麦が畑を黄金に色どっている。
稲穂がそよぐ秋はいかにもと思われるが、桜の過ぎた春たけなわに麦秋と呼ぶ日本人の感性は豊かと言うか、複雑である気がします。コスモスを秋桜と書くところに似ているかもしれませんね。
誰かさんと誰かさんが麦畑〜♪なんて歌があったな。
陽気からいうと、確かに分かるような季節ではあります。
電車での痴漢容疑でとん走する御仁もいるようです。
これは、麦秋(ばくしゅう)問題とでも言うのでしょうか。
【ハゲも毛のうち】造語
悔しかったらハゲてみろ・・・酔うと叫ぶ方がいた。
容貌の変化からみると、白髪よりもハゲの方が勝っています。
せらひろのサイ(妻)も書棚に飾ってある昔の写真を見ながら「あなた、どっかで入れ替わってない?」などと、のたまう。散髪代も半分で良いよねー、なんて失礼な事を言うのである。
あのねー、毛がだんだん細くなって見えない位になっているんだから、それをカットするのは大変な技術と細心の注意が必要なんだよ。
・・・そうなんだよねっ!(ハゲの遠吠えです)
【馬車馬のごとく 働く】
せらひろは、種馬のごとく・・・に、あこがれていた。
【花水(はなすい)】
花の水曜日だとか。
昔は花の金曜日しかなかった。まあ、完全週休二日制がしかれて金曜の夜は会社帰りに飲み屋へ、というパターンだったんですね。はなキン。
そのうち、はなモク・・・土日はきっちり休みたいから木曜日。
(あのー、金曜日は二日酔いで仕事するんかい)
電車のデイスプレー画面に、昨今ノー残業デーを水曜日に設ける企業が多くなり、水曜に飲み会をする機会が増えている・・・はなスイ。業界ではこの現象を何と呼ぶか。(クイズ形式で3択)
答えは「週ナカ需要」だそうです。
はなキンも、はなモクも、はなスイも関係ない状況の身であるせらひろです。
季節の変わり目にクシャミ3回、鼻水(はなすい)をかむのが精一杯。
【ハルマゲドン】
ハルマゲドン:人類の滅亡・最終戦争、いや地球が滅び去るというハルマゲドン!
アルマゲドンとも呼ばれるそうです、ヘブライ語で「メキドの丘」って・・・まあ宗教的な話。
無宗教の人にはピンとこない。
かつては1999年が危ないという、ノストラダムスの大予言・・・無事にスルー。
このところのR国がやってる侵略戦争、核兵器の使用が心配。
かつて、冷戦時代にあったキューバ危機の再来か。
自国の為と暴走する指導者や取巻きの面々が、危機感を失わない事を祈るしかありません。
ハルマゲドン、なぜかマルハゲドンと聞き違えるのは、個人的な危機感からでしょうか。
【ハロー注意報】造語
20代の初め、就職して田舎から東京に出てきた。
田舎の県庁所在地である名古屋の街が、あちらこちらに幾つもある。
東京はやはり大都会なんだなーという印象があった。見るもの全てが新鮮で圧倒された。
アメヤ横丁を見ながら御徒町駅へ歩いていると、「コンニチワー、ちょっとアンケートよろしいですかー?」と若い女性に声を掛けられた。
「あ、ハイ」「英語は得意ですか?」「イエ、もっと勉強したいと思ってます」「そーですか。よろしければ、あちらでお茶でも飲みながらお話伺ってもよろしいですか?」「あ、ハイ」
(5mmぐらい鼻の下が伸びたかもしれない)
結局、英語学習教材の購入契約を結んでしまい、英会話のカセット機器やら英英辞典やらドッサリ抱え込む事になった。そして、4年間毎月4600円を振込む生活が始まったのである。
意気込んで元を取ろうと英会話の練習を始めたが・・・3日で終息してしまった。
「ハロー!」なんて、頼みもしないのに笑顔で向かってくる人物は、やはり何かの目的を持っているはず。決して、油断のないように。
注意報の次は、やはり警報になります。たまに外国旅行で女性が犠牲になったりする例があって、命に係わることになりかねません。
せらひろ もヤバイと思った経験があります。飲み会の後で新宿歌舞伎町をフラフラしていると、スカーフを被った女性がサーッと近づいてきた。
「ネェ緒に飲まない?」「えっ、ハー」(チョット見は、綺麗な人だった)「いきましょー」と腕をつかまれ、小さなバーに連れられた。
3人座れる位のカウンターに客の男が一人、いかついマスターが一人・・・ウイスキーを飲み、少し高いと思ったが払って店を出た。
「ねぇ、ホテル行かない?」「えっ、ハー」(ムムッ、いよいよ来たか)
「ちょっと待ってて」「えっ、貴女じゃないの?」
「私は出来ないのよー、今呼んでくるから!5分位で来るわ」「ハー」
10分ほど待たされた・・・そして連れてきた女を見て、全速力で逃げ出した。
「チョット待て、コラー!」の声を後ろに、無事とんずらできたのだった。
若気の至り、馬鹿気の至り、ほろ苦い青春の1ページだった。
これがもし京都で起こったならば、京風ハロー警報・・・なんちって。
【反省録】造語
新聞の広告欄に、「あなたの半生録を残しませんか、半年間で集大成を完成!自分史通信講座」なんてのが出ていた。
以前、出版会社の宣伝で自分史を自費出版しませんか、なんてのもあった。
せらひろも人生の半分以上生きてきたから、そういった対象年齢になっておる訳です。
しかーし、半生録というより反省録と言った方が適切な部分が多いんだなこれが。
恥ずかしくてとても公開できないし、そうなんです・・・後悔しきり。
あーあの時、あんな・・・事を。記憶に残ってない部分も・・・。
【美脚パンツ】
新聞のチラシを見ていた家人が。
「ネーこの美脚パンツって、私が履いてもこんなに細く綺麗な脚(あし)になるのかしら?」
そこにはパンツを履いた、美しいオミアシの写真がズラリ。
「無理よねぇ。これって誇大広告じゃないの!」
あのー、それって美脚の方が履くパンツじゃないの。 「・・・・フン」
【ヒジキの悲劇】
せらひろが小学生の頃、学校の給食のおかず・家の夕飯のおかずにヒジキの煮物がよく出ていた、主に煮物として。(なかなか美味しかった)。
海藻類の中でも、いわんや食品の中でもビタミン・ミネラルが豊富であり、特に鉄分が多く含まれるという事で重宝されていたんですね。
ところが数年前その鉄分が減少ということで、成分表の改訂がありました。なんと鉄分は、鉄鍋で加工していたためにヒジキの身に付いたものだった!
鉄鍋がステンレス鍋に変わったために減少してしまったという。
なんとも鎧をはがされた格好のヒジキ君・・・お気の毒です。
さてそのヒジキ、最近は更に旗色が悪い。無機質のヒ素が含まれているという事で、イギリスやカナダでは食べてはいけないというお触れが出たそうな、発がん性が疑われるとの由。
しかしねー、そもそも薬というのも毒を薄めたもので身体に有用な効果を利用している訳です(アルコールもしかり)。ヒジキも摂取量から考えれば、食べてはいけないなどと言う程の物ではないのでしょうに。
食品の優等生だったヒジキ君も、人間に乱獲されず海の中で繁栄できるのであれば、あながち悲劇とは言えないかもしれませんね。
【ひとつき】
契約というのは、口約束でも立派に成立するというのが法律で定められています。
後々お互いの証拠になるものとして、契約書を取り交わす訳ですね。
設計などという絵空事のような仕事は、契約書を取り交わさずに進める場合もあって、後々トラブルになるケースも多いようです。
話は変わりますが、せらひろ の酒友にGという艶福家がいました。
金のネックレスやブレスレット、高級スーツに身を包む。
ちょっと太めだったけれどホストまがいの A ( ) C でした。
その彼が通っていた店のホステスさんから、愛人契約の話を持ち掛けられたのです。
しかも激安、なんと一月2000円・・・ホンマかいな。
うまい話には裏があるの例え通り、これにも裏があった。彼女は、一月ではなくて一突きという提案をしたのだった。彼は何突きかしている途中で、彼女が指を折って数えるのを不思議に思い、真相を問いただした。
たちまち動けなくなってしまった。彼女は冗談だったのか、本気だったのか?
彼も突かず離れず付き合ったのか、別れたか?
その後、彼との付き合いが途絶した今となっては、確かめようがない。
腰のフ・ラ・メ・ン・コ〜 イエーィッ♪ チャ♪ チャ♪ チャ♪
【人の流れに身を任せ】
首都圏の通勤ラッシュは、相変わらず凄まじいものがあります。
人・物・システムが集中し、皆同じような時間に移動するものだから当然といえば当然です。
通勤ラッシュで混む車両は決まってきます・・・乗り換えに便利だとか改札口に近いところ。
逆にあまり関係ない車両に乗ってしまうと、降りるのに難儀をします。
車両の中でも混むのはドアゾーンというかエリアがひどい。
押し潰されそうな思いをして横を見ると、中間部分はそんなに混んでいない。
そして居るんですねー、ドアが開いてもガンとして動かない御仁が。
ガンバルジャンとでも呼びたくなるような、お地蔵様のごとく突っ立っています。
いったん外に出るとホームにいっぱい並んでいるものだから、後塵を拝したくない気持ちは分かりますが・・・早く降りたい人の恨みやいかに。
女性もいます。着物の帯をクルクル回される、という風情ではないにしろ右に左に頑張って翻弄される、ガンバルニャン子さん。
ムダなテーコーは、や・め・な・さ〜い!!
【百見は一聞にしかず(ひゃっけんはいちぶんにしかず)】造語
これは人間ではなくイルカ類の話です。
クジラを含めイルカ類は、視覚ではなく音波を発信しその反射波で認識する能力が発達しています。暗い海の中では、合理的な方法であり通信手段としても有効です。
音は、空気中より水中のほうが早く遠くに伝達するからですね。
異なる周波数を駆使してかなり正確な立体像も認識できるようなので、人間とはまた違った世界観があるようです。まさに彼らにとっては「百見は一聞にしかず」の世界なんでしょうな。
さて人間世界の 「百聞は一見にしかず」 は、中国の故事からきたことわざです。これには、後世の人が付け加えた続きがあります。
いくつもパターンがあるそうですが、その中から少し取り上げてみましょう。
百見は一考にしかず(ひゃっけんはいっこうにしかず)
「いくらたくさん見ても、考えなければ前に進まない」
百考は一行にしかず(ひゃっこうはいっこうにしかず)
「どんなに考えても、行動を起こさなければ前に進まない」
百行は一果にしかず(ひゃっこうはいっかにしかず)
「どんなに行動をしても、成果を残さなければ成長しない」
・・・わが身を振り返り、あらためて身の引き締まる思いがします。
【比率(ひりつ)】
黄金比という比率があります。約5:8あるいは1:1.618とされ、1.618は(1+√5)/2です。
自然界では、植物の葉の並び方・巻き貝の巻き方の中に見られる、といった主張があります。
古代ギリシャの彫刻や、レオナルド・ダ・ビンチもこの黄金比を利用していたという記録もあるそうですが、本格的に使われ始めたのは20世紀になってからのようです。
建築においても、パルテノン神殿やピラミッドといった歴史的建造物に見出すことができ、黄金比・黄金分割などデザイン要素として重要な役割を担っています。
さて、男の目から見た女体のバランスで、最も魅力的なのはどうなのか?
ウエストとヒップの比が7:10だそうです。
世の中にはヒマ(失礼)熱心な研究者がいて、世界中からアンケートをとり明らかにしたとのこと。ただ、ウエストが70・ヒップが100ではチョットね。
以前、物知りの酒友Yちゃんが言ってましたが、哺乳類で太ったメスは妊娠の特徴を表しており、オスに性欲を起こさせないのだそうです。
まあ、そういう仮説も成り立つかもしれないけれど、高度に発達した人間の多様な欲求は、単純ではないと思うけどねぇ。
ところで、せらひろは髪の毛を昔から7:3に分けていました。今では髪の比率が7:3です、局部的には0.5:9.5です・・・トホホ。
【比例(ひれい)】
音は空気の振動です。音のエネルギーは音圧db(デシベル)であらわします。
音圧は、音源からの距離の2乗に比例して減衰するそうです。
遠くなるほど小さくなるという事ですね。
せらひろの見解ですが、若い女性というのは 美しさの2乗に反比例して、露出度とハデさが大きくなるような気がします(商用は除きますよ)。
そして、あたかも静電気が起きたように、若い男共が吸い寄せられていくのですね。
・・・スケベなおっさんの非礼をお許しください。
昔は、せらひろも静電気には痛い思いをしました、指を近づけると・・・バチッ。
【ピンコロ】
我が家のテレビが壊れてしまった。家人が観ていると、突然ボッとかブッというような小さな音がして画面が真っ黒になり、音も消えたそうな。
地上波デジタルの開始時に買替えたので、8年ほど使用した事になります。
家電製品としては予定通りの寿命だったかもしれません。
それにしても、あまりにも潔い最期・・・ちょうど桜の季節でもあり、その散り際といったら。
昔のブラウン管テレビは、カラーが白黒になり、最後はラジオになって、徐々にこの世から去って行ったような気がします。
昨今人生100年などと取沙汰されていますが、身体や頭が壊れたまま、ただ生かされている。
そういうのも困りものですよね、周りの人間が大変な思いをします。
ピンコロ寺なんて標榜し、ピンピン・コロリと人生を終わりたい、という切実な思いのお年寄りを集めていたりします。
「このテレビ、ピンコロテレビとしてしめ縄でも飾って拝めば、御利益があるんじゃないかね」
「アホなこと考えないの!」・・・家人に一喝される。
【ふるさと】
「ふるさとは 遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」
室生犀星(むろうさいせい)の有名な詩句です。
遠いふるさとへの望郷の念から、作られたと思っていました。
ところがこれ、彼が郷里の金沢に帰郷したおりに作られた詩とのこと。
東京で思うにまかせぬ暮らしを強いられ、懐かしい故郷に帰っても温かく受け入れてもらえない。
その悲哀、郷里への愛憎半ばする思いがこもっていたんですね。
せらひろは、生まれ育った地を中学卒業と共に離れました。
進学した専門学校が全寮制だったためです。
その後は卒業・就職・結婚と、ふるさとで暮らす機会は無くなりました。
親・兄弟と、肉親はすべて亡くなり、ふるさとから遠い地で暮らしています。
断片的ではありますが、時折幼い頃の記憶がよみがえります。
「ふるさとは 心の中に 亡き人も」
【古いやつ】
「 ネーこのお酢、古くない? 」
「 古い奴だとお思いでしょうが、古い奴なんです! 」・・・家での会話。
こういうギャグも、世代が変わると一向に面白さが分からないでしょうね。
まあ、同世代でも分からないかもしれませんが。
知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない・・・とかく世の中は、そうしたものです。
【分類の思想】
人は何かにつけ物事を二つに分けて捉えようとします。
まあ、一番簡単で単純な手法なんでしょう。
善と悪、美と醜、賢と愚、敵と味方・・・つまり必ず対語が存在します。
二つに分ける対語ではなくても、分類・並列して判断を下すという例も少なくありません。
「 良い人というのは二種類しかない、都合の良い人とどうでも良い人だ 」なんてね。
(そうでもないと思うけどねぇ)
先日新聞のコラムに、著名な思想家の言として紹介したものがあった。「 組織にとって都合の悪いのは、言われた事が出来ない人間と、言われた事しかできない人間である 」
(確かに組織から見ると、そうかもしれない)
言われた事・指示された事以上の成果を上げれば、上司や組織から重宝されるという示唆の言ですね。そしてコラムの主題は、官僚が忖度した為に不正行為をしたのではないかというものでした。
(忖度:そんたく・・・最近知った難解な用語、フドと誤読してた)
有能・優秀で出世するような御仁は、凡人には計り知れない事を成し遂げて地位と権力を手に入れたのでしょうが、度を過ぎると足を踏み外すという例ですね。
結果的に旨く行かなかった場合は「余計な事をしやがって!」と非難されます。
(すべて結果次第)
さて、中庸の精神・中庸の徳などというのがあって、物事を三つ(中に一つ入る)に分けて捉えているような思想もあります。他人と単純比較しないで、自分にとって丁度良い加減の、身の丈に合った生き方・考え方で人生を送る事が肝要なのかも。
【閉店セール】
以前住んでいた町に、紳士服の○○やまというチェーン店があった。
店頭に旗を何本も立て、閉店セールとなっていた。
しかし、いつまでたっても閉店はしないんだね、これが。
開店セールは、新店舗か改装した店なので見た目で分かります。
ひょっとして閉店時間までのこと?それってどんなお店もそうではありませんかね。
話は変わりますが、この3月になり平成最後の統一地方選挙なんて宣伝されています。
そうそう、平成最後の大相撲とやらも終わったばかり。
しかしながら、5月に改元されると平成31年は存在しなくなり、何とか元年になるのです。
改元後は、何とかの最初の総選挙・大相撲になるのでは?
アーチョチョチョチョー!平成よ、お前はもう終わっている・・・と、言いたくなります。
【豊満経営】 造語
昔、札幌の繁華街にホルスタインという名のクラブがあったそうです。(今もあるのかな?)
ホステスさんは豊満な方ばかり。当然、お客さんもそういう女性が好きな男性が集まる訳ですね。
たで食う虫も好き好きという事なのでしょう。(たでというのは、とっても苦い草の実)
一般的に社長と言われる方は太ったイメージがあります。
ゆとりがあって何か安心できるというか、ギスギスしてない感を求めてしまう所為かもしれない。
実際、会社の経営状態は社長を見るだけでは判断できませんが。
一国の指導者にも、結構豊満な方がいらっしゃいます。
年齢や体質にによるものも当然ありますが、こちらは必ずしも安心できるとはいかないようです。
【ほたきて】
せらひろが小学校入学間際に、家族はアパートから借家に引越した。
学校では 「さいた、さいた、さくらがさいた」なんて国語の勉強が始まった。
引越しのお披露目なのか父の知合いを招いて家で宴会があり、最後に「これを読みなさい」と父に紙を渡された。
「きょうは、ありがとうございました。ほたきてください」元気に読み上げた。
・・・皆さんに爆笑された。「ほたきてじゃなくて、またきて だろー」と父。
だって「ま」は縦棒が上に出てるじゃない!と涙声で反論した。(出ていなかった)
が、しかし・・・よく見たら左側に縦棒がなかった。
小さい頃からオッチョコチョイだったんだよね。(今だに!)さよなら三角、ほたきて四角。
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ま行
【前向き】
海辺の近くを通る電車で通勤をしている。
臨海倉庫群の先に大きな風力発電の風車が1基たたずみ、発電をしていると思われるが元気よく回っているのをあまり見かけない。
回らなければただのデクの棒、モニュメントでしかないんじゃない、お金をかけた甲斐がない。
今年初の木枯らしが吹く、冷たい強風10m位だろうか北の風。
今日は回ってるだろうと見ると、ピクリともしていない。
あれっ、ひょっとして前から来る風にしか反応しないの??
いかにも前向きな姿勢は立派ですが・・・なんだかなー。
風見鶏やら八方美人・朝令暮改というのもいただけないけれど、臨機応変・変幻自在・君子豹変・空気を読むといった、柔軟な対応も必要な場面があると思うのですが。
【マタコンドー】造語
事をあいまいにしておきたい時や、期限を決めないでごまかそうとする時に口の端から出る妖怪。
ソノウチニーとか、カナラズーといった子分を連れてくる場合が多い。
この妖怪を退治するには、シメ(締)とかキゲン(期限)といった宝刀で切るしかありません。
「おい、俺の子供を生んでくれると言ったじゃないか!」
「マタコンドー生む、わね・・・」 などという会話があるかもしれない。
【待ちぼうけ】
良い子だからここで待っててね、すぐ戻るからね。
せらひろが3歳位の頃だろうか、母は弟を背負って宿を探しに行った。父と喧嘩して家を飛び出したのだった。暗い中、駅のそばにポツンと残されたせらひろは、徐々に不安になってきた。
母が向かった道を走ってみたが、その姿を見つけることが出来なかった。その場に立ちすくんで泣いていると、通りすがりの若い男二人に声を掛けられた。
「坊や どうしたの」「かあちゃんが、どっか行ちゃった。向こうに車があるけど」「えっ車」(当時の自動車は、まだ貴重な存在だった)何処にあるんだい、と聞かれ案内した。
「なんだ、乳母車じゃないか」と二人がガッカリしたところに母が戻ってきた。
その夜は、何処かの旅館に泊まったようだ。
母に買ってもらった絵本には、赤い靴をはいた女の子のお話が載っていた。
翌朝 母とトボトボ歩いていると、道の先に父が立っていた。その時の気持ちは・・・今となっては何とも思い出せない。
【末恋】
初恋はいつでしたか?なんていう質問を受ける機会があった。
人を恋する気持ちは動物の本能に由来したもの、なんて考えるとちょっと味気ないのですが。
異性への憧れ、憧憬といったものが昇華したんだろうね。
初恋があれば末恋もあるのではないか、これは新発見・造語じゃーと勢い込んでみたが、ネットで調べると既に発言されている方がいらした。
恋が終わるのは失恋とか終恋なので、末恋は最後の恋と言って良いかもしれない。
「 マディソン郡の橋 」という映画があったが、ここで描かれていたのが末恋。(末恋の筆者が述べておられた)でもこれって、最後の恋愛という趣きのような気がします。
異性への憧れ、憧憬というのは死ぬまで続くのではないだろうか。
この歳になっても、通勤電車に揺られながらついつい女性に目が行ってしまう。
老人ホームで三角関係がもつれた事件があったりして、老いらくの恋と言うのでしょうか。
自分の末恋はどうなるか、できれば末恋デラックス!なんてものがあると良いのにな。
【丸刈りータ】造語
せら ひろの中学時代は、校則により男子は丸刈りだった。
小6の春休みに友人3人で床屋に行き丸坊主になった。お互いの顔が新鮮で笑いあったが、なんだか少し大人になったような感覚が嬉しかった。
小学校に上がる前、父が借りてきたバリカンで散髪を始めた。途中で「失敗した〜!」と言って、丸刈りにされて以来の頭だった。
(マルガリータはカクテルの名前 マルゲリータはピザの名前)
本の紹介で、ナチスに協力した罰として丸刈りにされた女性を追跡したものがあった。
ふと、丸刈りータという語が頭に浮かび自分の髪形にも想いをはせた。
見せしめのために、公衆の面前で女性の命ともいうべき髪を切られるのは断腸の思いでしょうが、命を切られるより良かったかもしれません。
リンチなどで、簡単に人の命を奪うような事件が後を絶たない、昨今のご時世です。
中学の校則は、生徒の要望により3年生の時に改正された。せらひろは髪形にあまり関心がなかったので、丸刈りータのままで卒業した。(※正しいイタリア語は、マルガリーノ)
最近はどうかというと、頭頂あたりが干上がりータになっている。(※正しくは、ヒアガリーノ)
【見えない所に目が届く】造語
よく 「かゆい所に手が届く」 と言います。
至れり尽くせりといったところでしょうか、サービス業では重要なコンセプトになります。
見えない所に目が届くとは、やはり掃除や清浄に関することになるのかな。
きれい好きなせらひろのサイ(妻)は私が掃除すると、必ずクレームを付けます。
「これ移動して掃除した?!」
つまり置いてある物を動かして隅々まできれいにしろ、という事です。
見えない所にも気を配れという精神で、彼女自身は必ず実践しているとのたまう。
・・・子供の頃、母にもよく叱られたな
「どうせやるんなら、ちゃんとやりなさい!」 土間の掃除を命じられ、イヤイヤやってた。
話は変わりますが、せらひろ は着る物にあまり関心がないほうです。着たきりスズメにはなりたくないけれど、ある程度清潔感があればいいじゃないかという主義。
しかし見えない部分、つまり下着には結構気を遣います。
別に派手なフリルを付けたりして凝るという訳ではなく、清潔にしたいという意味で。
人は外見より中身です。(ちょっと意味が違うんでないかい)
学生時代パンツ(下着)を使い捨てにしてる奴がいた!という話をサイにしたことがある。
1週間履いたら、裏返してもう1週間履いて、捨てる。
その話があまりにも強烈だったらしく、単身赴任で独り暮らしを始めると、しつこく「パンツちゃんと洗ってるー?」と聞いてくる。
「だーかーらー それは私の事じゃないんだってばー」(松本零士さんのマンガで、四畳半の押入れにパンツを崩れるほど突っ込み、サルマタケを生やしていた・・・なんてのもあったな)
最近の床屋さん、カットだけ1000円なんて店があちこちに出来てます。
せらひろも利用してます。(2023年現在は、1380円)
口の悪いサイ(妻)はアナタなんて500円で良いのにねーなんてカラカイます。
散髪が終わって、こんな感じでよろしいでしょうか・・・鏡を後ろに構え確認しろとおっしゃる。
ゲッ、いつもは見えない 見たくもない後頭部のぶざまな姿へ、目が届いてしまった。
【見返し美人】造語
菱川師宣の見返り美人は、超有名な浮世絵で切手の絵柄にもなっています。解説によると、このポーズは非常に不自然な姿勢であって、着物や髪形を強調するために計算された構図のようです。
さて、見返し美人・・・人間誰でも歳をとれば見てくれも変わる訳ですね。
若い頃はあまり見栄えがしなかった方も、歳とってそんなに変わらないでいると、なんだか結構魅力的に見える場合があります。
もちろん逆もあって、若い頃の魅力が跡形もなくなるなんて〜事になると、立場が逆転します。
長生きすると、良いこともあるかもしれませんね。できれば美しく歳を重ねたい。
【右肩上がり】
新型コロナの感染が再び右肩上がりになっています。コロナちゃんもしぶとい!!
昔は、トヨペット(現トヨタ)という会社がクラウンの次に開発した車がコロナで、せらひろも車のイメージがついて離れません。
昔と言えば小学校に通う頃(1960年代)、世界の人口は30億人台でした。
1ドルは360円台。現在は人口60億人台、1ドルは100円台。随分右肩上がりできたものです。
機械に支配された世界を描いた映画がありました。その中のセリフで、「人類こそ地球のウイルスだ!」なんてのがあって、妙に腑に落ちた覚えがあります。
人類のせいで、地球もおかしくなってきたのかな。
せらひろと言えば、年のせいか仕事のせいか・・・右も左も肩が上がりづらい。
【虫が好かない】
暖かくなると虫が世に出てきます、出世というのでしょうか。
せらひろ は、虫が大の苦手です。首筋に何かが触れると、ウワーッと思わず叩いてしまいます。(周りがビックリするほど)
実際に虫の場合もあるし、そうでない場合もあります。
過剰反応なのですが、漫画のゴルゴ13が背後に音もなく立つ相手を、ぶん殴るのに似ています。
これは、幼少の頃のトラウマから来ていると思うのです。
夜中に用を足すため、途中の台所(昔は土間だった)の明かりを点けると、壁中のあちらこちらにゴキブリが張り付いていた。
暗い中で仕事にいそしんでいた連中も、急に明るくなってパニックに陥り、翼を広げて飛び立つものだから、ある者はこちらに向かってくる。(まるでヒッチコックの鳥)
その後の記憶はアイマイになっているので、多分どうかなったんでしょうな。
しかし何故かせらひろは、虫に好かれるタイプのようです。(夜の蝶には縁がありませんが)
ある昼・日中、道を歩いていると隣のサイ(妻)がケタケタ笑い出します。
何?と聞くと、私の額に小さな虫がへばり付き、息絶えていると言うのです。
脂ぎった額に付いたのが運の尽き、身動きが取れなくなって御臨終。
・・・ハエ取り紙じゃないっつーの!
【芽の毒】
ジャガイモの芽には毒があります。神経に作用するソラニンやチャコニンといった天然毒素です。
大量に摂取すると、吐き気・嘔吐・胃痛・下痢・めまい・頭痛といった症状が出るようです。
調理する時は、しっかり取り除かなくてはなりません。
ちなみに緑色のジャガイモも同様な毒素があるらしい。(黄色の北あかりは美味しいけどね)
街を歩いていると、超ミニスカートのお嬢さんにすれ違ったりします。
男にとっては目の毒です。人によっては方向転換してしまう・・・といった症状が出ます。
【もうけ話】
うまい話、もうけ話というのがあります。
そういう話って、よく考えると変です。なぜなら自分で勝手に儲けていれば良い訳で、他人に知らせたり教える必要はないのだから。
いやいや、人様の喜びが私の幸せなんです・・・信用できませんよね。
資金があれば倍にできるんですがね・・・出資法に抵触しませんか。
人の欲に付け込む、これは詐欺師の常とう手段です。
電話で引っかかる御仁もいらっしゃるようです。(最近はSNS)
まあ、貧乏人には盗まれるお金もないので安心なのですが・・・。
もう毛がない、というのはチョット淋しい。
【妄想築(もうそうちく)】 造語
人間というのは色んな場所、状況で妄想を起こします。
若い頃は、男女の恋愛。片想いが高じると「きっとあの子も自分を好いているに違いない」とか。何か色っぽい事を勝手に創造したりします。
社会人になっても、自分の能力を過信したり、他人を馬鹿にしたり。脳が発達しすぎ、創造力がオーバーヒートするのは、人間の宿命というか進化・発達のお陰による負の遺産なのでしょう。
いきもの的には餌をとり、子を産み育てて子孫を絶やさない、という単純な事が目的であるはず・・・なのにね。せらひろも様々なシーンで妄想をたくましくします。
先日床屋さんで散髪をしたのですが、頭を洗う最中に「どこか痒(かゆ)いところ、ありますか」と問われた。
「背中が痒いです」と言ったらどうなるだろうか、という妄想にとらわれた。
・・・が、じっと我慢して「いえ、特に」と答えた。
路線バスに乗っててバス停から出る時に、「発車します、ご注意ください」と、オートアナウンスがあります。「発車」が「発射」と同じ発音なので、聞くたびにニャッとしてしまうのです。
やんだー顔赤くしてー。何か勘違いしてんじゃないのー。
某国のミサイルをイメージしてんだけど。
【もたれ合い】
電車に乗ると眠くなります。
あの振動と適度な揺れが心地よいのかもしれません。
(図書館に行くと、便意をもよおす方もいらっしゃるようです)
コックリ・コックリ船を漕いだり、中には爆睡してイビキをかいたり。
アングリ口を開いてる方も。
隣の人にもたれ掛かかる場合もありますね、何故か同じ方向に。それを嫌がって、やめてよと言わんばかりに押し返す人を見受けます。
せらひろの場合は、むしろワザとこちらからも、もたれていきます。もたれ合うのも一興かな、なんて。(それって、女の子の場合じゃないの)
以前、背広を着た中年の肩に女性がもたれて眠っているのを目にしました。
男性はまんざらでもない様子でしたが、顔の化粧がベットリ背広に付いているのです。
あらあらー、家に帰ったら奥さんに・・・。
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や行
【やってクール】
季節はお約束通り変わってくれます、確実に。
暑かった夏も過ぎ去り、爽やかな秋がやってきます。
北から紅葉前線、春は南から桜前線がやって来る。
豊かな自然と移り変わる季節が日本人の寛容さとか諦観、宗教観など特異な国民性を形作っているのかもしれません。
ところで、米国などではクール!というのがカッコイイ!という意味に使われます。最近、日本人がクールという評判をよく聞きます。礼儀正しい、とかね。
仕事に限らずどんな事でも、やり遂げた達成感が心地よい。その為に最後まで頑張る気力(最近餅ベーションとか言います)が持続するのかもしれません。
終わらない仕事はない、止まない雨はない、明けない夜はない、厳しく辛い状況も頑張って努力をすれば、きっと報われる。
まあ一種の宗教観みたいなものですが、やってナンボというのが仕事でしょうね。
そんなこんなで長く生きている訳ですが、そのうちお迎えがやってクール。
【やらせない気持ち】造語
やるせない気持ちというのは、何となく切ない哀感があって身の置き所がないといった感じ。
一方(偉そうに言う訳ではありませんが)やらせない気持ちとは、これを早く片付けなければ・・・と思いつつ、どうでも良い他の事を始めてしまうようなものです。
宿題や予習をしなくてはいけないのに、ゲームをしたりマンガを読んだり。
毎日計画通り進めていれば、提出間際に徹夜などしなくて済んだのに・・・などと社会人になっても同じような事をしてる。
「それって、単なる怠け心じゃないの」 なんて言われそうですが、単純に 「あー、やりたくないな」 というのと違う感じがしています。(言い訳かもしれないけど)
何となく機が熟さない、充電が足りないという、なんとも「やらせない気持ち」なんだな。
「だから、お前さんは大成しないんだよ!!」(天の声)
アリとキリギリスというお話がありましたが、自戒を込めて作るとしたら「割とギリギリっす!」といった物語になるかもしれない。
【やらと】
山手線に乗っていると、前に座ったオジさんが小さな黒い紙袋を抱えていた。
大きく 「や・ら・と」 と横書してある。やらと?ああ虎屋ね。高級ようかんのお店です。創業から480年、室町時代からの超老舗なんですね、ようかん1本3000円!
牛丼が10回くらい食べられる。貧乏人は口にできないなー。
まあ甘党でないので、興味はないのですが。
しかし、なぜ逆に表示しているのか。やらと?ああ虎屋ね、と考えさせて印象付ける狙いかな?
知ってる人は紙袋を見ただけで分かるのでしょうが。
話は変わりますが、勘違いが修正できない名称があります。(あくまでも個人的に) 「ウコン」 これは何度見ても違う読み方をしてしまうんですね。
また、名古屋の地下鉄で国際センターという駅があります。
ある時ホームの「こくさいセンター」という表示の上に「うん」という字がマジックで書き加えられていたんですね、イタズラで。
思わず笑ってしまいましたが、消された後も何故か心の中で「うん」を付けているのでした。
【やられたら 婚外子】造語
「やられたら、やり返す、恩返し!」・・・なんて言う殊勝な方がいらっしゃるようで、何ともほほえましい??心根です。「倍返し!」というのが本家本元ですが、恨みつらみをぶつけあうのはきりがない事でして、仇(あだ)を討てばその又仇が生じる訳ですね。
本題に戻りますが、ある女子スケーターがシングルマザーになって巷を賑わしています。
男として気になるのは、やはりお相手の事になります。
こういう事になると、女性は強い母は強しというしかありません。
男は何だか所在がなく、下手に責任を取る訳にもいかず、又知らん振りを決め込んでも心中穏やかではないはずです。「堕したって言ってたのにー・・・」なんて。
私の親戚にもシングルマザーの方がいて、たくましく子育てをしています。
願わくば、親子共々幸せになってもらいたいものです。
【ゆるくない】
NHK盛岡(岩手県)放送局のアナウンサーが朝のニュース番組で「雪かきも ゆるくないですねぇ」としゃべっていた・・・。
このアナウンサー、昔名古屋放送局にいた方で、なんだか懐かしい。
それはともかく、「ゆるくない」というのは「きつい」「厳しい」という意味の東北弁です。
土地の人は「ゆるぐねぇ」と言ってるように聞こえます。「ゆるい・楽だ」の否定形でその状況を強調しているんですね。 ただ、逆の状態を「ゆるいなー」とかは聞きません。
「こりゃ 楽だー」でしょうね。
せらひろの場合、今夜は少し呑みすぎなので、明日の朝はゆるいだろうなー・・・何が?
【横手やきそば】B級グルメ
横手(秋田県)駅前にてバスを待つ時間があったので、近くの店で「横手やきそば」なるものを食べてみました。(小腹が空いてたしね)
目玉焼きがトッピングされ、安くて美味しい・・・でも自分で作る焼きそばの方が断然おいしい、具をタップリ入れるしね。
【余地能力】造語
朝の満員電車で感じた事・・・満員なのに駅に着くたびドンドン乗り込んできます。
どこにそんな余地があるのだろう?
もちろんドア周り(ドアゾーン)はかなりキツくなってる訳ですが、中央部分はそうでもない。
冬場は着ぶくれで、夏場の2割増しの込み具合です。
そんな通勤電車、同じ時間の電車に乗っていると見知った顔(なじみのお客とでも言うか)が目に付き、途中同じ駅でお降りになる。
始発駅で乗る方は席に座っているので、その前に立っていれば入れ替わって座ることができます。
満員電車に乗る時は、無理をしてでも車両の中央部分に移動し車内を観察するようになりました。(ガンとして動かない御仁もいますが、近々の駅で降りたいという理由もあるかもしれない)
まあ、歳の功(せいか?)と言えなくもないのですが、何事も余裕を持ってあたりたい。
何かしら余地を見い出し、そこから活路が生まれればメデタシ・めでたし。
【夜這い(よばい)】
昔の風習。今も昔も、双方合意での行為でなければ強姦(不同意性交・犯罪)になります。
「音をたてぬよう、雨戸にもお湿りを」とか「冬の凍結、痕跡に注意」などといった隠語がおもしろい。津軽ではヨンベェと言うそうです。
【47の心得】
「何とかに殺されない47の心得」という本が120万部突破、などと新聞に出ていました。
何故47なんでしょう、切りのいい50で良さそうなものですが?箇条書きにしたら47になった?でも「何とか」というのがシリーズで2種類あるんですね。
どうみても著者は47という数字にこだわってらっしゃるようです。
「何とかの48手」というのが昔からある訳で、48にするのはマズいんだろうなー。
そうか!四十七士の討ち入りがあったねー。
にっくき吉良上野介の首を討ち取る47士にちなんだ数字でしょうか。
でも見方を変えると、吉良さんも根っからの悪(ワル)悪人という訳でもなさそうですが。
話は変わりますが、コンピュータはビットという単位でデータ処理をしています。
大文字の1文字は8ビットで表示。
「何とかの48手」というのは8の倍数だから、先人のこだわりが現代にも生きているという事か。・・・単なる偶然です。
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ら行
【ラーメン構造(こうぞう)】真語
建築における最もポピュラーな構造形式で、柱・はり構造ともいう。
ある建築家が建築主に設計の説明をしていて、ラーメン構造と口にしたとたん「ラーメンみたいな細い鉄筋を使うつもりかー」と、烈火のごとく叱られたそうです。
・・・以来、建築家はこの語を使わなくなったそうな。
【輪廻転生(りんねてんしょう)】
仏教の世界観ですね。この世とあの世、現世と来世、因果応報などという考えがあります。
仏教に限らず太古の昔から、頭でっかちになった人間は色んな想像力を駆使し、生きる事の意味を編み出そうとしたのかもしれません。
酒友のK君と酒を呑みながら、ねえ、死んだらどうなるんだろうねーと問いかけてみた。
そりゃー無!だろ(せらひろと同じだった)
だけど、来世はどうとか、功徳を積むとか言う人が多いよね。
来世って自分のための世界じゃないんだよ、自分が居なくなった後の世界さ。
だから自分が生きているこの世界のために、できるだけの事をしなくてはいけないんだよ。
お釈迦様の前世はウサギと言われてる。再び釈迦の姿で生まれるのに、3億5千回生まれ変わらなくてはならないんだと。
それ、ほぼ永遠に近いんじゃないの。自分の今の姿で生まれ変わる可能性は、0に等しい訳だ!
彼と別れた帰りの道すがら「来世は自分の為ならず、自分がいない世界」か・・・今日は良い話を聞いたなー、彼もある意味悟りを開いてるんだろうねぇ。
彼がお釈迦様のように思われてきた・・・おいらも良き友を持って幸せだ。
帰りの足取りが軽くなり過ぎ、もう1軒立ち寄ってしまった。
【ローバの休日】造語
女性の皆さん イタリア旅行は若いうちに!!
クラス会の酒席で 「ねぇねぇKさん、イタリアへ旅行するんだったら今のうちだよ」
「えっ、何で」
「だって、その内ローバの休日になっちゃうでしょ」
・・・いきなり頬をはたかれた。
【ろくでなし】真語
建築の世界では水平のことを陸(ろく)と呼びます。・・・平らな屋根は「ろく屋根」
昔から大工さんの間では、梁を水平に設置できなかったり、カンナをかけても中々平滑に仕上げられない未熟者を「ろくでなしー」と、呼んでいたそうな。
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わ行以下
【若ハゲの至り】若気の至り のモジリ
気にならないよ 気にしてない 自然のままが一番 ハゲは男の勲章ですよ
・・・みんな嘘です(せらひろ)
【わたし馬鹿よねー♪】
何かミスをすると、つい口ずさんでしまう。
わたし馬鹿よねー♪ お馬鹿さんよねー♪
【んだ!】
「ん」で始まる言葉はなかなか無いのですが、東北や北海道では物事を肯定する場合に使います。
「あなたがこれを書いたんですか?」「んだ!」といった調子です。
「うんだ」とも聞こえますが「産んだ」ではないのです。
とにかく冬の寒さが厳しい中での会話は、口を大きく開ける事も叶わず、言葉も次第に簡略化されていったんだろうね。
「そうなんだよ」の「そ・う・な・よ」が、どっかさ行ったんだべな。「んだ!」
肯定を更に強調する時は「んだてばさー!」と言います。
「そうなんだよ、そうさー!」といった感じでしょうか。
「そうなんだよー!」というのは「んだなー!」です。
では否定する場合は「んでねぇ!」です。多少ていねいに「んでねーす!」「んでねーすよ!」怒って言うと、「そったら事あるかー!」
そうじゃない、という意味をより強調されている言葉に「ほんでねぇ!」というのがあります。
酒の席でおもむろに手帳を取り出し、「これって本だべか?」と、ワザと聞くと「???」だから「これって本だべか?」「・・・」
「あーあ、ほんでねぇ!と言って欲しかったのになー」
こちらの期待に応える感性の人は、いなかった。
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